リサーチ代行おすすめ13選！費用相場・依頼できる内容を解説

顧客のニーズを知る、競合を分析するなどのためにリサーチ業務は重要ですが、膨大なデータを扱う必要があり、費用と労力がかかってしまいます。そこで、リサーチ業務はリサーチ代行に依頼するのがおすすめです。

「リサーチ代行は何を依頼できるの？」

「おすすめのリサーチ代行業者を知りたい」

このようにお考えではありませんか。

新規事業の戦略を練るときや新商品を企画するときは、リサーチが欠かせません。正確な情報がないまま業務を進めると、顧客や市場のニーズを掴みきれず、売上につながらない恐れがあります。

本記事は、下記についてまとめました。

リサーチを代行業者に依頼して精度の高い成果を得たいとお考えの方は、ぜひ最後までお読みください。

なお、リサーチ代行ならオンライン秘書・オンラインアシスタントサービス『i-STAFF』がおすすめです。

i-STAFFはWebリサーチだけではなく書籍のリサーチも対応できるうえ、ほかのノンコア業務も代行できます。i-STAFFの資料は、下記からお気軽にダウンロードしてみてください！

 

リサーチ代行とは？

リサーチ代行とは、企業や個人の代わりに代行業者がリサーチをおこなうことです。リサーチには膨大な時間と費用がかかるため、リサーチ代行業者に依頼するのが一般的です。

内容やターゲットは依頼する企業が決めますが、事前準備の段階からアドバイスするリサーチ代行業者もあります。また、リサーチ代行業者によってはリサーチだけではなく、リサーチ後の分析やコンサルティングまで対応可能です。

精度の高い結果を得るためにも、自社に合ったリサーチ代行業者を選ぶことが重要になります。

リサーチ代行に依頼できる6つの業務内容

リサーチ代行で依頼できる業務はいくつかありますが、代表的な業務内容を6つ紹介します。

特に、市場調査はユーザーのニーズをリサーチするため、新しい商品やサービスの企画に必要不可欠です。順番に詳しく見ていきましょう。　

アンケート調査

アンケート調査はターゲットの意見を集める調査で、マーケティングにおいて最も基本的な調査方法のひとつです。アンケート調査は、様式化された質問で回答を集めることが多く、年齢や性別を書くアンケートハガキが身近な存在です。

しかし、アンケート調査にはハガキ以外にも下記の種類があります。

知りたい内容によって適切なリサーチ方法が異なるため、どのリサーチ方法が適切かわからない場合は、リサーチ代行業者に相談するのがおすすめです。

また、アンケート調査に特化した代行サービスもあるため、アンケートを依頼したい方は以下の記事を参考にしてください。

アンケート入力・集計代行サービスおすすめ5選！料金相場・依頼できる業務を解説

CS調査

CS調査とは、顧客満足度（Customer Satisfaction）調査のことです。自社の商品やサービスについて、顧客がどの程度満足しているかを確認します。

顧客の意見を取り入れずに生産者が作りたいものを作る考え方では、顧客離れを引き起こしかねません。特に、顧客の不満点は、今後の商品開発における大きなヒントとなり得ます。不満点を解消した新商品を開発することで、顧客満足度も向上するでしょう。

マーケティングでは顧客の意見が欠かせません。顧客が喜んでいること、不満に思っていることをデータとして集め、改善していくことでより良い商品・サービスの開発につながります。

ES調査

ES調査とは、従業員満足度（Employee Satisfaction）調査のことです。事業を継続していくためには、従業員の協力がなくてはなりません。いかにCSが高くても劣悪な労働環境では、従業員が企業に定着せず、商品やサービスの提供が困難になってしまいます。

たとえば、従業員の満足度は、下記の要素に左右されます。

ES調査の結果を活用して、企業に対する不満を解消して離職率を改善したり、企業の魅力を発信して採用活動につなげたりしましょう。

市場調査

市場調査はマーケティング活動の一環で、商品やサービスを販売する施策を打ち出すために、市場を把握することです。商品やサービスを販売するためには、ユーザーのニーズは欠かせません。ユーザーのニーズを把握するためにおこなわれるのが、市場調査です。

たとえば、自動車であれば下記のデータが必要とされます。

市場調査におけるデータは、おもにアンケートによって集め、分析ののち商品開発に活用します。リサーチ結果を分析できる担当者が企業にいない場合は、リサーチ代行で分析できるか相談するのもひとつの方法です。

Web文献調査

Web文献調査とは、インターネット上に存在する論文や統計などの文献をリサーチすることです。

Webの調査は誰でもできるため、基本的なWebマーケティングの手法として用いられています。しかし、Webには膨大な情報があふれかえっているため、自身でリサーチすると時間と労力がかかってしまいます。

また、なかには信頼性に欠ける情報もあり、正確性や妥当性を検証しなければなりません（ファクトチェック）。必要な部分を精査してもらえるため、Web文献調査は代行業者に任せるのがおすすめです。

書籍調査

Web文献だけではなく、書籍に書かれている内容のリサーチも可能です。書籍はWebと比べると、体系的にまとめられた状態で情報を得られます。しかし、関連書籍の数は多く、自身でリサーチすると時間がかかります。

時間をかけないために、書籍のリサーチは代行業者に依頼するのがおすすめです。

たとえば、i-STAFFでは株式会社コンテンツラボ様のご依頼で、書籍調査を実施しています。その結果「月に30時間以上のリソースを確保できた」とのお声をいただきました。

下記のリンクから、導入事例が盛り込まれた資料をダウンロードできるので、ぜひご覧ください。

 

リサーチ代行を活用する3つのメリット

リサーチ代行を活用すると、3つのメリットが得られます。

特に、リサーチ代行業者はリサーチの専門家なので、自社でおこなうより品質の高いリサーチ結果が得られます。順番に見ていきましょう。

専門家による高品質な成果を得られる

リサーチ代行業者はリサーチの専門家なので、品質の高いリサーチ結果が得られます。多業種の企業から依頼を受けているため、それまで培ってきたノウハウを持っているからです。

また、リサーチに特化した独自のマニュアルやツールを使用しているリサーチ代行業者もあり、自社ではできないリサーチも可能です。

また、リサーチ業務のなかには、

• アンケートの設計
• 複数人同時のインタビュー（グループインタビュー）

など、リサーチ業務に慣れていないと難しい業務もあります。リサーチ業務の経験者がいない場合は、リサーチ代行業者に任せるのがおすすめです。

工数削減による生産性向上が見込める

リサーチを代行業者に依頼すれば、工数削減につながり、生産性向上が見込めます。リサーチにかける時間を、コア業務に使用できるからです。

企業にとって重要なことは、リサーチ結果から販売戦略につなげることです。したがって、多くの企業にとってリサーチにかかる業務は、ノンコア業務と言えます。ノンコア業務を外注し、コア業務に集中すると生産性が上がり、利益向上や企業の成長につながります。

なお、コア業務とノンコア業務は、下記の記事でまとめました。コア業務に集中するメリットがわかるため、ぜひご一読ください。

コア業務・ノンコア業務とは？コア業務に集中して利益を上げるための3つのポイント

費用を安く抑えられ、利益向上につながる

リサーチ代行業者に依頼すると費用を抑えられるため、利益向上につながります。リサーチは時間と労力がかかるので、自社でおこなうと本来の業務と並行しながら対応しなければなりません。

業務過多になると、残業や休日出勤で対応しなければならないケースもあり得ます。さらに、複数の業務を抱えていると、両方の業務品質が落ちてしまうかもしれません。

また、リサーチのために新しく人を雇っても採用コストや教育コストが発生し、結局費用がかかります。リサーチは代行業者に依頼して、自社は本来のコア業務に集中し、利益向上につなげましょう。

リサーチ代行の費用相場

リサーチ代行の費用は、下記のような依頼する業者の形態によって異なります。

それぞれ特徴や得意分野、料金体系が異なります。自社の目的と予算に応じて、最適な依頼先を選ぶことが重要です。

リサーチ代行業者

リサーチ代行業者に依頼する際は、リサーチ内容によって費用が異なります。

基本的なアンケート作成なら10万円前後が目安ですが、会場調査のような大規模なリサーチは数百万円程度かかる場合もあります。

リサーチ代行業者独自のツールやノウハウを持っている場合は、費用が高額になるケースも多いです。また、報告書の作成や分析などをオプションで追加できる場合もあるため、どのようなリサーチを希望するのか明確化してから見積もりを出してもらうのがおすすめです。

リサーチ専門機関

会員登録をしてリサーチを依頼するのがリサーチ専門機関です。独自のアンケートモニターを保有し、大規模な調査や広範囲な調査を依頼できます。

料金体系はプロジェクト単位の契約のほか、年会費が必要となることが多く、数十万〜数百万円以上かかることもあります。

統計的な知見に基づいた信頼性の高いデータと、専門的な分析レポートが特徴です。新規事業や商品開発など、重要な意思決定に関わる調査に適しています。

クラウドソーシング

クラウドソーシングは、Webプラットフォームで不特定多数の個人に業務を直接発注する形態です。

業務内容や単価が幅広いため、ワーカーとの交渉によって費用が変動します。費用相場は比較的安価で、数千円から数万円程度が多いです。

ただし、品質管理や業務指示は発注者側で行う必要があり、専門的な分析は難しいケースがあります。コストを最優先で、ピンポイントの作業を依頼したい場合に有効です。

リサーチ代行の選び方2つ

リサーチ代行を選ぶときは、下記の観点で検討するのがおすすめです。

特に、リサーチの種類が多ければ、より適切で効果的なリサーチを実施してもらえます。詳しく見ていきましょう。

リサーチの種類で選ぶ

リサーチの種類が豊富か確認しましょう。一般的なアンケート調査は多くの代行業者が対応していますが、リサーチにはほかにも多くの種類があります。

アンケート調査は大きく2種類に分けられるため、種類にあわせて具体例を見てみましょう。

定量調査（数値データを扱う調査）	定性調査（言語データを扱う調査）
ネットリサーチ 会場調査 ホームユーステスト 郵送調査　など	デプスインタビュー グループインタビュー 行動観察調査 訪問観察調査　など

対応できるリサーチの種類が豊富な代行業者であれば、適切なリサーチの種類や設問内容を提案してくれる場合もあります。リサーチの種類によって収集できるデータが異なるため、自社に合ったリサーチ代行業者を選びましょう。

対応範囲で選ぶ

リサーチだけではなく、そのあとの分析やレポート作成に対応しているか確認しましょう。リサーチ結果だけでは業務への活用は難しく、分析やレポートにまとめることで戦略立案に役立ちます。

しかし、分析やレポート作成は時間がかかるうえ、そもそも慣れていない人は簡単にできません。したがって、リサーチ結果を活かすためにも、分析やレポート作成が可能であれば依頼するのがおすすめです。

ただし、基本料金とは別料金の場合もあるため、事前にしっかりと確認しましょう。

おすすめのリサーチ代行業者13選

おすすめのリサーチ代行業者を13社紹介します。

ひとつずつ特徴を確認してみましょう。

i-STAFF

i-STAFFは、リサーチ業務だけではなく、幅広い業務に対応するオンライン秘書・オンラインアシスタントサービスです。

i-STAFFの特徴は、下記の通りです。

i-STAFFは総務や経理などの業務にも対応しており、リサーチ業務やレポート作成も可能です。返金保証も付いているため、初めて依頼する方でも気軽に依頼できます。

 

なお、下記の記事でi-STAFFの評判・口コミをまとめたので、あわせてご覧ください。

i-STAFF(アイスタッフ)導入企業の評判・口コミは？料金・導入事例を紹介

マクロミル

＜出典：マクロミル＞

マクロミルは、国内に約3,600万、海外にも1.3億人の回答者をもつ大規模なリサーチ代行業者です。

マクロミルの特徴は、下記の通りです。

リサーチの種類も多いため、リサーチにおけるさまざまなニーズに対応しています。リサーチの種類が多い分、料金もさまざまなので、公式サイトを確認してみるのがおすすめです。

リサーチワークス

＜出典：リサーチワークス＞

リサーチワークスは、アンケート調査の専門業者です。

リサーチワークスの特徴は、下記の通りです。

アンケート調査の種類が多様で、マークシートによるリサーチも可能です。マークシートは多くのアンケートを効率的に処理可能で、結果を早く確認できます。マークシートのデザインから集計までできるため、実施したいと考えている方は問い合わせてみましょう。

MSS

＜出典：MSS＞

MSSは、マーケティングリサーチ事業とプロモーション事業を手掛けるリサーチ業者です。

MSSの特徴は、下記の通りです。

ネットリサーチのほかにも、LINEリサーチや研究サポートに対応しています。、LINEリサーチはLINEのオフィシャルパートナーに認定されているため、実績に裏打ちされた品質の高いリサーチが可能です。

GMOリサーチ

＜出典：GMOリサーチ＞

GMOリサーチは、業界最大級のパネルネットワークと技術力をもつリサーチ業者です。

GMOリサーチの特徴は、下記の通りです。

オンラインリサーチでは作成から集計までおこなうフルサービスのほか、1問1回答10円からのお手軽なリサーチも実施しています。年間調査実績が187,000件以上もあるので、安心して依頼できるリサーチ業者です。

Lupe

＜出典：Lupe＞

Lupeは、複数のリサーチをひとつにまとめた統合型リサーチプラットフォームです。プロジェクトにあわせた最適なリサーチ環境を提供します。

Lupeの特徴は、下記の通りです。

ツールを提供している同社ですが、リサーチ代行・支援も可能です。設計からレポート作成まで、ワンストップで依頼できます。

ココナラ

＜出典：ココナラ＞

ココナラは、幅広いスキルを持つワーカーに依頼できるマッチングサイトです。市場調査や競合分析など幅広い業務が販売されています。

ココナラの特徴は、下記の通りです。

幅広い内容で、複数の人が登録しているため、自社に適した内容を探せます。費用も大きく異なるため、しっかりと納得して依頼したい場合におすすめです。

できるゾウ

＜出典：できるゾウ＞

できるゾウは、データ入力やフォーム営業などの単純作業を中心に業務を依頼できるリサーチ代行業者です。一般的な時給単価以下で、丸投げできます。

できるゾウの特徴は、下記の通りです。

国内最大級となる3,000名規模のスタッフを持っています。そのため、急ぎの案件や大規模なプロジェクトにおすすめです。

インテージ

＜出典：インテージ＞

インテージは、マーケティングリサーチ、インサイト事業でアジアNo.1となったリサーチ代行業者です。

インテージの特徴は、下記のとおりです。

同社は、65以上の取引業界と5,000社以上の取引実績を持ちます。経験豊富なデータアナリストが、顧客の課題に即した手法でリサーチを設計・実行するため、実績と経験を重視したい場合におすすめです。

Cross Marketing

＜出典：Cross Marketing＞

Cross Marketingは、データマーケティングも可能なリサーチ代行業者です。

Cross Marketingの特徴は、下記のとおりです。

リサーチャーは顧客からヒアリングし、課題抽出から調査の企画、分析まで一貫して実施します。じっくりと話し合ってリサーチ内容を決めたい場合におすすめです。

SVPジャパン

＜出典：SVPジャパン＞

SVPジャパンは、スピード感を重視し、広範な情報も詳細に調査するリサーチ代行業者です。

SVPジャパンの特徴は、下記のとおりです。

同社の基本サービスである「クイックリサーチ」は、2時間を目安にリサーチとデータのカスタマイズを実施し、2営業日以内に報告書として提供します。そのため、急いでリサーチを依頼したい場合におすすめです。

Labz

＜出典：Labz＞

Labzは、独自開発したRAGサービスを活用するリサーチ代行業者です。

Labzの特徴は、下記のとおりです。

RAG（Retrieval Augmented Generation）は、大規模言語モデルのAIと組み合わせて回答精度を向上させるシステムです。より便利にAIを活用したい場合におすすめです。

未来トレンド

＜出典：未来トレンド＞

未来トレンドは、最先端の分野を得意とするリサーチ代行業者です。

未来トレンドの特徴は、下記のとおりです。

同社は、面と向かって実施する取材（フィールドリサーチ）を得意としており、信憑性の高い一次情報を提供します。そのため、情報の鮮度を重視する場合におすすめです。

リサーチ代行を依頼する流れ

リサーチ代行を依頼する際は、下記の流れが一般的です。

まず、自社が何に困っていて、リサーチによって何を知りたいのか目的を具体的にしましょう。目的が明確であるほど、リサーチ会社とのやり取りが円滑になります。

リサーチの目的や予算にあわせて、依頼先を探します。各社のWebサイトで過去の実績や得意な調査手法を確認し、数社に絞り込んだら問い合わせフォームやメールで連絡を取りましょう。

依頼先候補の担当者から連絡があるため、打ち合わせを行います。事前に整理した課題や目的、予算などを詳しく伝えましょう。担当者からの質問に答えることで、自社だけでは気づかなかった課題が見つかることもあります。

ヒアリングをもとに、依頼先候補から提案書と見積もりが提示されます。内容をよく確認し、不明点や懸念点があれば遠慮なく質問しましょう。複数の業者から提案を受け、比較検討するのが一般的です。

提案内容に納得できたら、正式に契約を締結します。契約後、リサーチ代行業者がリサーチを開始します。調査が始まったら任せきりにするのではなく、定期的にコミュニケーションを取って進捗を確認することがプロジェクトを成功させるポイントです。

リサーチ代行を活用して顧客や従業員の満足度向上を図ろう

リサーチ業務は、商品やサービスの新規開発や改善に必要な業務です。市場や顧客のニーズを取り込むことで、より良い商品やサービスの提供が可能になります。

また、顧客だけではなく、自社の従業員に対しておこなうリサーチもあります。ES調査は、従業員が働きやすい企業を作り上げるために重要な調査です。

ただし、リサーチを自社でおこなうと、膨大な時間や労力がかかってしまいます。そのため、リサーチ代行に依頼するのがおすすめです。リサーチ代行を活用して、顧客と従業員の満足度向上を図り、企業のさらなる成長につなげましょう。