レセプト代行おすすめ10選！料金・業者を選ぶポイントを解説

レセプト業務は経営につながる重要な業務ですが、手間がかかるため代行もおすすめです。そこで、

「レセプト代行には何が依頼できるの？」

「おすすめのレセプト代行を知りたい」

このようにお考えではありませんか。レセプト代行選びで失敗しないためにも、依頼できる内容やポイントを把握しておかなくてはなりません。

そこで本記事では、下記を紹介します。

レセプト代行の負担を軽減したいとお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください。

なお、レセプト代行を依頼するなら、オンライン秘書・オンラインアシスタントサービス『i-STAFF』がおすすめです。経験豊富で優秀なスタッフが丁寧に対応し、医療施設を徹底サポートします。

i-STAFFの詳細は、下記よりご確認ください。

レセプト代行とは？

レセプト代行サービスとは、医療機関のレセプト業務の一部またはすべてを外部業者に委託するサービスです。

レセプトとは、診療報酬の請求のために作成する「診療報酬明細書」のことを指します。医療機関は、患者一人ひとりの診療内容を正確に記録し、診療報酬を受け取るため審査支払機関に請求しなければなりません。

レセプト代行を利用すれば、専門知識を持つ外部スタッフにレセプト業務を任せられ、医療機関の事務負担を軽減できます。

レセプト代行に依頼できる業務内容

レセプト代行に依頼できるおもな業務は、レセプトの作成・点検です。特に、レセプトの点検は重要な意味を持ちます。

レセプトに不備があった場合、支払機関から返戻され、修正したのちに再請求する必要があるため時間と手間がかかります。修正作業を発生させないためにも、不備がないか点検が欠かせません。

レセプト代行はプロの目でレセプトをしっかりと確認するため、不備が発生するリスクを最小化できます。

また、レセプト代行によっては、レセプト関連業務を始めとする医療事務の指導を請け負っている場合もあります。従業員の教育も進めたい場合におすすめです。

レセプト代行に依頼する6つのメリット

レセプト代行に依頼するメリットは、下記のとおりです。

レセプト代行に依頼することで業務効率化を実現できるため、従業員の負担を軽減できます。順番に見ていきましょう。

【メリット1】算定漏れを防いで損失をなくせる

レセプト代行を利用するメリットは、算定漏れによる損失を防げることです。

レセプト業務は複雑で、経験が浅いスタッフでは見落としや勘違いから記入漏れが発生しかねません。一方、レセプト代行は高い専門性を持ち、算定要件を把握しています。

請求漏れが1件あると数千円の損失になり、件数が増えれば大きな金額になるため、算定の精度を高めるレセプト代行の活用がおすすめです。

【メリット2】返戻・再請求を減らし業務負担を軽減できる

レセプト代行に依頼することで、返戻や再請求の発生を抑えられます。

レセプト点検には専門的な知識と経験が必要不可欠です。レセプト代行は高い点検精度を持っているため、初めから適切な請求内容となり、医療機関の負担が軽減されます。

返戻や再請求が減れば、修正や再請求手続きの手間や時間を省けます。また、返戻・再請求の減少により、支払機関とのやり取りも最小限に抑えられるため、事務作業の負担軽減が可能です。

このようにレセプト代行を活用すれば、医療機関の生産性向上につながります。

【メリット3】患者とのコミュニケーションに専念できる

医療機関にとって重要なのは、患者との適切なコミュニケーションです。レセプト代行の活用で、従業員は患者とのコミュニケーションに専念できます。

たとえば、レセプト業務に使用していた時間を会計時のコミュニケーションに充てることで、説明対応が円滑になります。患者の質問に丁寧、かつわかりやすい回答が可能です。

また、診療時のコミュニケーションにも余裕が生まれます。医師や看護師は、レセプト業務を考えずに患者の容体や症状に集中できます。

レセプト業務を外部に委託することで、医療機関全体で患者との適切なコミュニケーションが可能です。丁寧な対応を心がければ患者との信頼関係を築け、より多くの患者から頼られる医療機関になります。

【メリット4】法改正の対応に手間がかからない

医療機関にとって、診療報酬改定を始めとする法改正への対応は大きな負担となります。レセプト業務に関する法改正が行われると、その都度院内のスタッフに新しい算定基準を周知し、請求ミスを防ぐための研修を行わなければなりません。

しかし、レセプト代行は常に最新の法制度に精通しており、改定の際にはすぐに対応できる体制を整えています。

つまり、医療機関では、

などの作業が不要です。レセプト代行を活用して、レセプトに関する法改正の対応をゼロにできる点も大きなメリットと言えます。

【メリット5】従業員を採用しやすい

レセプト代行を活用することで、経験の浅い人材でも採用しやすくなります。レセプトの点検・総括業務はレセプト代行会社に外注されるため、従業員に正確なレセプト算定知識を必ずしも求める必要はありません。

結果として、採用の幅が広がってより多くの候補者から採用できるようになり、人材を獲得できるチャンスが広がります。

【メリット6】保険機関からの信頼を得やすい

レセプト代行に依頼することで、高い専門性と正確性を持った請求業務が可能になり、保険機関からの信頼を得やすくなります。

レセプト代行は医療機関のレセプト業務を多数手がけており、日々の請求業務からノウハウを蓄積しているため、その知見を活用してミスやトラブルを最小限に抑えます。

保険機関から信頼される請求内容であれば、適正な医療費の支払いを受けやすいです。結果としてスムーズな収益の確保につながり、安定した医療機関の運営につながります。

レセプト代行の選び方

レセプト代行業者を選ぶ際は、下記の4つを重視するのがおすすめです。

レセプト代行によって代行できる業務が異なるため、どの業務を依頼するのか整理し、最適な業者に依頼しましょう。

レセプト代行は、複数の医療機関から業務を請け負っているため、幅広い知識と経験を持っています。そのため、単に業務を請け負うだけでなく、医療機関の体制改善についてもアドバイスをくれる業者がおすすめです。その際は、それまでに請け負った医療機関の規模や件数など、業者の実績を確認しましょう。

また、対応できるレセプトが自院の診療科目と合致しているかも重要なポイントです。歯科や医科など対応できる分野が異なるため、しっかりと確認してから選びましょう。

レセプト代行おすすめ10選

おすすめのレセプト代行は、下記のとおりです。

それぞれの特徴と概要を紹介します。

1.i-STAFF

i-STAFFは、レセプト代行を始めとする幅広い業務を依頼できるオンライン秘書・オンラインアシスタントサービスです。専門的な知識・スキルを持つスタッフが対応するため、安心して任せられます。

i-STAFFの特徴は、下記のとおりです。

i-STAFFは幅広い業務に対応しており、業務に精通したスタッフが対応しています。経験豊富なスタッフが対応するため、業務品質に心配はいりません。

また、業界唯一の返金保証がついているため、初めて利用する場合でも安心です。

下記の記事で、i-STAFFの評判や口コミをまとめたので、あわせてご覧ください。

＞＞i-STAFF(アイスタッフ)導入企業の評判・口コミは？料金・導入事例を紹介

2.スマイル

＜出典：スマイル＞

スマイルは、在宅医療・訪問診療専門のレセプト代行サービスです。在宅医療を始めたい人、現在行っている人を支援しています。

スマイルの特徴は、下記のとおりです。

作成したレセプトをチェックしてくれるほか、カルテを確認しながらレセプトの代行入力も依頼できます。書籍を出版しているほど知識が豊富なので安心です。

3.メディカルタクト

＜出典：メディカルタクト＞

メディカルタクトは、実務経験が豊富なレセプト代行サービスです。レセプト代行のほかにも、医療事務スタッフの育成業務も提供しています。

メディカルタクトの特徴は、下記のとおりです。

レセプト業務の丸投げを良しとせず、スタッフによるレセプト業務の定着を最終目的と考えているため、OJTだけではなく集合形式での勉強会も実施しています。レセプト業務の内製化を考えている場合におすすめです。

4.ビジカン

＜出典：ビジカン＞

ビジカンは、訪問介護に特化したレセプト代行サービスです。レセプト業務を任せることで、看護に専念できます。

ビジカンの特徴は、下記のとおりです。

介護給付費や訪問看護療養費だけではなく、国保連や支払基金への伝送や送付の代行もサポートしています。各種帳票の作成も依頼できるため、レセプト以外の文書作成を依頼する際にもおすすめです。

5.GLANZ

＜出典：GLANZ＞

GLANZは、現場歴25年の豊富な経験をもつレセプト代行サービスです。オーダーメイド指導で、医療事務員の育成も手掛けています。

GLANZの特徴は、下記のとおりです。

現場歴20年の経験豊富なスタッフが対応するため、安心して任せられます。個別指導や院内研修も実施しているので、自院スタッフのスキルアップを図る場合におすすめです。

6.TMP

＜出典：TMP＞

TMPは、歯科医院を専門とするレセプト代行サービスです。あらゆるレセプトコンピューターに対応しており、入力代行・レセプトチェックを任せられます。

TMPの特徴は、下記のとおりです。

レセプト書類の作成から提出まですべての業務を任せられるほか、ピンポイントの依頼も可能です。短い期間だけレセプト代行を依頼したい場合におすすめです。

7.レセサポ

＜出典：レセサポ＞

レセサポは、在宅医療専門のレセプト代行サービスです。カルテのチェックからレセプト作成までをワンストップで提供しています。

レセサポの特徴は、下記のとおりです。

エラーやミスを防ぐため、工程ごとに別のスタッフがチェックしています。複数の専門的な目でレセプトを精査するため、より正確なレセプト作成が可能です。そのため、高い業務品質を期待する場合におすすめです。

8.ニチイ

＜出典：ニチイ＞

ニチイは、幅広い医療関連サービスを提供しているレセプト代行サービスです。レセプトの精度調査やチェックで経営改善を図れます。

ニチイの特徴は、下記のとおりです。

経営改善や生産性向上、患者満足度向上など医療機関で抱える課題を幅広く解決します。レセプト以外にも悩んでいる問題がある場合におすすめです。

9.MJメディカル

＜出典：MJメディカル＞

MJメディカルは、30年以上の実績と信頼を持つレセプト代行サービスです。開業・経営・閉院にいたるまで、長期的なサポートを提供しています。

MJメディカルの特徴は、下記のとおりです。

独自システムを用いた点検により、レセプトの誤りを的確に発見し、確実に修正できます。また、MJメディカルのシステムは過去の実績から蓄積された知見に基づいて設計されているため、精度の高いレセプト作成を実現しています。

10.iisy

＜出典：iisy＞

iisyは、医療事務をリモートで代行するサービスです。医業に集中できる環境づくりを支援しています。

iisyの特徴は、下記のとおりです。

オリジナルのレセプトチェックプランを導入することで、レセプト業務の課題解決につながります。査定返戻対応も行っているため、ノウハウ蓄積の手段としても活用可能です。

レセプト代行に依頼する際の注意点

レセプト代行を利用する際は、すべての業務を任せきりにしないことが重要です。レセプト業務を完全に外部に委託してしまうとスタッフが育たず、外注頼りになってしまいます。

レセプト業者に頼り過ぎると、医療機関内部のレセプト作成に関する知識が蓄積されず、業務の自立化が困難です。また、外部業者の品質管理もできなくなるため、医療機関の責任が曖昧になる恐れもゼロではありません。

レセプト代行を活用する際は、自院でも最低限のレセプト作成の知識と経験を維持しましょう。外部業者に任せすぎず自院の従業員にも一定の役割を持たせることで、レセプト業務に関する自立性を保ちつつレセプト代行の利点を最大限に活かせます。

レセプト業務を代行して患者に頼られる医療機関を作ろう

レセプト代行は、医療機関の事務負担を大幅に軽減できる有用なサービスです。算定漏れを防ぎ、適正な医療収入を確保できるだけでなく、返戻対応や法改正への対応など煩雑な業務から開放されます。

また、総括業務の知識がなくても人材を採用しやすくなり、保険機関からの信頼も得やすいです。

レセプト代行を活用して患者対応の品質に時間を費やすことで、患者とのコミュニケーションにリソースを活用できます。経営上の損失を防ぎつつ品質を向上して、患者に頼られる医療機関を作りましょう。