勤怠管理アウトソーシングおすすめ10選！費用や選び方を解説

残業時間や有給休暇の取得率を把握するためにも、勤怠管理は欠かせない業務です。しかし、勤怠管理は重要ではあるものの直接売上につながらないノンコア業務のため、アウトソーシングがおすすめです。そこで、

「勤怠管理アウトソーシングに依頼できる業務を知りたい」

「おすすめの勤怠管理アウトソーシングは？」

このようにお考えではありませんか。勤怠管理に手間がかかり、本来やるべき業務を残業・休日出勤で対応していては本末転倒です。

そこで本記事では、下記をまとめました。

勤怠管理の負担が大きく、改善したいとお考えの方は最後までお読みください。

なお、勤怠管理アウトソーシングならオンライン秘書・オンラインアシスタントサービス『i-STAFF』がおすすめです。i-STAFFは、高いスキルと経験をもつスタッフが、顧客に寄り添ってサポートします。

i-STAFFの詳細は、下記よりご確認ください。

　

勤怠管理アウトソーシングに依頼できる業務

勤怠管理アウトソーシングに依頼できる業務は、下記のとおりです。

項目	内容
勤怠管理	タイムカードや勤怠システムのデータに基づいて、出退勤時刻の集計や労働時間の計算、欠勤・遅刻・早退などの管理を実施する。
給与計算	勤怠データに基づいて、給与や賞与などを計算する。
福利厚生	健康保険や厚生年金、雇用保険などの社会保険手続きを実施する。
採用関連の業務	採用面接の日程を調整する。

勤怠管理アウトソーシング会社によって、対応可能な業務範囲は異なります。そのため、自社にあった業者を選ぶことが重要です。

勤怠管理アウトソーシングを利用する4つのメリット

勤怠管理アウトソーシングを利用するメリットは、下記のとおりです。

業務をアウトソーシングすることで、担当者によるムラをなくし、業務品質を均一化できます。担当者のスキルに依存することなく、品質の安定化が可能です。

コア業務に専念し生産性向上を期待できる

勤怠管理は、単に労働時間を記録するだけでなく、給与計算や福利厚生の管理など多くの業務を伴います。これらの業務は時間と労力を必要とするため、本来注力すべきコア業務がおろそかになりかねません。

勤怠管理をアウトソーシングすることでリソースの確保ができるので、下記のような業務により注力できます。

勤怠管理をアウトソーシングすることは時間と労力の節約だけでなく、生産性向上を通じて企業の成長にも大きく貢献します。

コスト削減による利益向上を図れる

勤怠管理をアウトソーシングすることで、人件費やシステム運用費などのコストを削減できます。

削減できるコスト項目	内容
人件費	勤怠管理担当者の勤怠管理にかかる費用。 また、新しく勤怠管理担当者を教育する場合は、教育費や採用費がかかる。
システム運用費	勤怠管理システムの導入・運用維持費用。
事務用品費	タイムカードやタイムレコーダーなどの備品費。

正社員の担当者を配置する場合、給与に加えて社会保険料や賞与などの費用が発生します。また、勤怠管理システムを自社で運用する場合、システムの導入費用や維持費、バージョンアップ費用なども必要です。

アウトソーシングによってコスト削減ができれば、企業は収益性を高め、事業拡大のための投資などに資金を回すことが可能になります。

法改正への対応がスムーズになる

勤怠管理を取り巻く法改正は頻繁に実施されています。労働基準法や社会保険関連の法律など、企業が遵守すべき法律は多いです。

勤怠管理アウトソーシングを利用すれば、法改正にスムーズに対応できます。アウトソーシング会社は、常に最新の法改正情報を把握し、システムや運用方法を更新しているからです。

そのため、企業は自社で法改正に対応する必要がなく、アウトソーシング会社に任せることでスムーズかつ確実に法改正へ対応できます。

属人化を防ぎ業務品質を均一化できる

勤怠管理を特定の担当者に任せきりにすると、担当者が急遽不在になった場合、業務が滞ってしまいます。また、担当者によって業務の進め方や判断基準が異なると、ミスや最終結果の差異が発生しかねません。

勤怠管理をアウトソーシングすれば、属人化による問題を解消できます。たとえば、勤怠管理アウトソーシングは、複数の担当者がチームで業務にあたることが多いです。担当者が不在の場合でも、スムーズに業務が引き継がれ、安定したサービス提供につながります。

勤怠管理アウトソーシングの費用相場

勤怠管理アウトソーシングの料金体系は、おもに月額固定型と従量課金型の2種類があります。それぞれの相場は、下記のとおりです。

料金体系	相場
月額固定型	30,000円～
従量課金型	基本料金：10,000円～ 従業員1人あたり：数百円～

どちらの料金体系でも従業員数や依頼する業務内容によって料金が変動するため、上記の金額は参考程度に考えてください。

また、従業員数によって費用が大きく変動するという性質上、Webサイトに料金を公開していない勤怠管理アウトソーシングも多いです。その場合は見積もりが必要になるので、あらかじめ自社の人材状況をまとめておくのがおすすめです。

勤怠管理アウトソーシングの選び方

勤怠管理をアウトソーシングする際には、自社に合った業者を選ぶことが重要です。最適な業者を見つけるためのおもなポイントは下記のとおりです。

ポイント	概要
対応できる業務範囲	勤怠管理システムの導入・運用サポートだけでなく、給与計算や労務相談など、必要な業務に対応できるかを確認する。
実績	これまでの実績や導入企業数、業種などを確認することで、信頼できる業者か判断できる。自社と同等規模、同業種の導入事例も参考にする。
セキュリティ体制	従業員の個人情報を取り扱うため、強固なセキュリティ体制を備えているかを確認する。プライバシーマークのような認証取得状況も判断材料のひとつ。
費用対効果	サービス内容と料金のバランスを考慮し、自社にとって費用対効果の高い業者を選ぶ。

上記のポイントを踏まえ、複数の業者を比較検討し、自社に最適な勤怠管理アウトソーシングを選びましょう。

勤怠管理アウトソーシングおすすめ10選

おすすめの勤怠管理アウトソーシングを10社紹介します。

概要と特徴を見てみましょう。

i-STAFF

i-STAFFは、勤怠管理や採用受付オペレーションなどの人事業務を任せられるオンライン秘書・オンラインアシスタントサービスです。96％以上の契約継続率と530社以上の累計導入者数を誇ります。

i-STAFFの特徴は、下記のとおりです。

人事業務に精通しているだけではなく、経理や営業など幅広い業務に対応しています。

企業にとっての困りごとは、部門を超えて存在するものです。一つひとつの業務を専門のアウトソーシングに任せていると、管理が煩雑になりかねません。

したがって、バックオフィス業務の困りごとを一括で依頼したい場合は、i-STAFFがおすすめです。

　

i-STAFFの評判や口コミ、導入企業の事例について詳しく紹介している記事はこちら

アローズ

＜出典：アローズ＞

アローズは、IT業界に強い社労士が在籍する勤怠管理アウトソーシングです。代行業務のほかにも、労務相談やコンサルティングを提供しています。

アローズの特徴は、下記のとおりです。

豊富な実績を持つため、多角的な視点からアドバイスが可能です。企業によって課題感が異なるため、画一的な業務を実施せず、それぞれの顧客に寄り添ってサポートします。

COMIT HR

＜出典：COMIT HR＞

COMIT HRは、クラウドの導入・移行に強い勤怠管理アウトソーシングです。代行業者として20年の運営実績があります。

COMIT HRの特徴は、下記のとおりです。

勤怠管理においてクラウドシステムを使用していない場合は、導入と運用を徹底サポートします。現在のシステムから移行するのが腰が重くなり、二の足を踏んでいる場合におすすめです。

キヤノンマーケティングジャパングループ

＜出典：キヤノンマーケティングジャパングループ＞

キヤノンマーケティングジャパングループは、労務管理全般に対応する勤怠管理アウトソーシングです。勤怠管理や給与計算だけではなく、サポートセンターの設置から問い合わせ対応まで代行します。

キヤノンマーケティングジャパングループの特徴は、下記のとおりです。

業務フローを設計するために現場を徹底的に確認し、業務プロセスを見える化します。業務フローに課題を感じている場合は、一緒に業務フローを作り上げることで解決してもらえます。

トライアンフ

＜出典：トライアンフ＞

トライアンフは、人事労務管理とコンサルティング業務を提供する勤怠管理アウトソーシングです。幅広い業種・業界で実績があります。

トライアンフの特徴は、下記のとおりです。

既存のサービスありきで業務を展開するのではなく、実際に試した取り組みで「良いもの」を提供しています。成果があったものを提供するため、安心して依頼できます。

JOE

＜出典：JOE＞

JOEは、人事業務を提供して50年以上の実績をもつ勤怠管理アウトソーシングです。豊富な経験とノウハウを活かし、顧客の課題にあわせたサービスを提供します。

JOEの特徴は、下記のとおりです。

同社は勤怠管理システムを提供しており、システム設定や変更などの面倒なメンテナンス業務を依頼できます。サポート体制がしっかりしている企業を求める場合におすすめです。

パソナ

＜出典：パソナ＞

パソナは、人事・労務や経理、カスタマーサポートなど幅広い業務に対応する勤怠管理アウトソーシングです。HRの技術を組み合わせた新しい業務設計・運用を提供します。

パソナの特徴は、下記のとおりです。

専門的な教育を受けたプロジェクトマネージャーが、運営をサポートします。社内の情報交換を徹底することで属人化を防ぎ、サービス品質を落とさないようにしています。

日本プラネット

＜出典：日本プラネット＞

日本プラネットは、東京と大阪に拠点を持ち、全国に対応する勤怠管理アウトソーシングです。勤怠管理や給与など、人事業務全般に対応します。

日本プラネットの特徴は、下記のとおりです。

創業35年のノウハウを持ち、顧客の課題に伴走して支援します。顧客が現在使用しているシステムに対応して業務を引き継ぐので、システム移行の手間はかかりません。

クロノス

＜出典：クロノス＞

クロノスは、システム開発やコンサルティングも依頼できる勤怠管理アウトソーシングです。法改正に伴う社会保険や税金の事務処理なども依頼できます。

クロノスの特徴は、下記のとおりです。

アウトソーシングだけではなくシステム開発も提供しているので、幅広い業務を依頼できます。専門的な業務を依頼したい場合におすすめです。

Chatwork労務アシスタント

＜出典：Chatwork労務アシスタント＞

Chatwork労務アシスタントは、チーム体制で業務をサポートする勤怠管理アウトソーシングです。従業員との個別対応も代行しています。

Chatwork労務アシスタントの特徴は、下記のとおりです。

チケット制を導入しているため、契約時間内であれば自由に業務を組み合わせられます。余った時間は翌月に繰り越せるので、無駄のない依頼が可能です。

勤怠管理アウトソーシングに依頼する際の注意点

勤怠管理をアウトソーシングする際は、下記のポイントに注意しましょう。

たとえば、勤務管理アウトソーシングは従業員の個人情報や給与情報などの重要な情報を取り扱うため、情報漏えいのリスクも考慮しなければなりません。勤怠管理アウトソーシングのセキュリティ体制が万全かどうかを確認し、適切な対策を講じているか見極めましょう。

勤怠管理アウトソーシングを活用して人事部門の業務負担を軽減

勤怠管理をアウトソーシングすることで、企業は従業員の負担を軽減できます。また、業務効率化やコア業務への専念による売上への貢献など、ポジティブな効果を多くもたらします。

一方で、自社にノウハウが蓄積しづらい点や情報漏えいのリスクなど注意すべき点もあるため、事前に対策を講じておくのがおすすめです。勤怠管理アウトソーシングを上手に活用し、生産性向上につなげましょう。