派遣社員が使えないと感じたら切るべき?対応方法を解説

派遣社員には、優秀な人もたくさんいますが「使えない」と感じてしまう場合もあります。そこで、

「使えない派遣社員がいたらどうしたらいい?」

「派遣社員が使えないと感じたときの具体的な対応方法を知りたい」

このようにお考えではありませんか。「派遣社員が使えない」と感じたまま対応しなければ、従業員の負担が増えてパフォーマンス低下につながりかねません。

そこで本記事では、下記についてまとめました。

  • 使えないと感じる派遣社員の特徴8つ
  • 派遣社員が使えないと感じたときの対応方法6つ

派遣社員によって日常業務の負担が増大している場合は、ぜひ最後までお読みください。

なお、業務によっては派遣契約をするのではなく、アウトソーシングするのがおすすめです。たとえば、オンライン秘書・オンラインアシスタントサービス『i-STAFF』は、営業や秘書業務などを幅広くサポートします。i-STAFFの詳細は、下記よりご確認ください。

使えないと感じる派遣社員の特徴8つ

使えないと感じる派遣社員の特徴8つ

使えないと感じる派遣社員の特徴は、下記のとおりです。

  1. 遅刻や欠勤が多い
  2. スキルが低く改善が見られない
  3. マニュアル・ルールに従わない
  4. プライドが高く注意やアドバイスを素直に聞き入れない
  5. 礼儀やマナーが欠けている
  6. 言われたとおりにしか動けない
  7. 責任感がない
  8. コミュニケーションが取れない

特に「自分は派遣社員だから」と言って、仕事に対して責任感がない人は「使えない」と判断される傾向にあります。順番に見ていきましょう。

【特徴1】遅刻や欠勤が多い

遅刻や欠勤が多い派遣社員は、使えないと思われる可能性があります。これは能力以前の問題で、そもそも現場にいなければ戦力として数えられないからです。いくら能力が高くても、本来の出勤日数の半分しか出勤していない場合、リソースとしては通常の半分程度しか期待できません。

また、突発で遅刻や欠勤した場合は、周りのメンバーがその穴を埋める必要があります。周りのメンバーは予定していなかった業務を受け持つこととなり、大きな負担を強いられます。周りからの心証も悪くなるため「使えない」と言われてしまうのです。

【特徴2】スキルが低く改善が見られない

派遣社員のスキルが低く、改善が見られない場合も「使えない」と判断される可能性があります。特に、スキルの低さよりも改善が見られるかどうか、という点に注意が必要です。

スキルの有無や成長の速度は人それぞれなので、一概に低いから使えないということはありません。大器晩成という言葉もあるとおり、長い目で見ると急成長を遂げる人も多いです。

一方で、改善が見られないという点は、本人の意欲に左右されるケースがほとんどです。つまり、いつまでたってもスキルが上がらず本人の努力も見られない場合は、意欲がないためそれ以上の成長も見込めません。

このように、成長を感じられない派遣社員は、快く思われない傾向にあります。

【特徴3】マニュアル・ルールに従わない

マニュアルやルールを守らない派遣社員は「使えない」と判断されやすいです。マニュアルやルールは、安全や品質を守るために存在する重要な要素です。

しかし、マニュアルやルールを遵守することは、作業者にとって面倒な場合も少なくありません。そのため「守らなくても問題ない」「自分に限って失敗することはない」と楽観的に考え、マニュアルやルールに従わない人も見られます。

正社員にとって、このような考えの人は「安全や品質に対する意識が低い」とされ、信頼できる作業者とはなりません。特に、指摘してもその場限りで、結局元に戻る人は注意が必要です。

【特徴4】プライドが高く注意やアドバイスを素直に聞き入れない

派遣社員が危険な作業やミスをしてしまった場合、正社員による指導や注意が入ります。しかし、派遣社員の中にはこのような指導を煙たく感じ、素直に聞き入れない人がいます。多くの場合は、派遣社員のプライドが高く「自分のせいではない」と考えているため、非を認めないのです。

たとえば、素直に謝らず言い訳をしたり、口では謝るものの納得いかない態度を出したりします。このようなプライドの高い人は、何を言っても自らのやり方や考え方を曲げないため、正社員も教育に熱心ではなくなります。結果として、使えないといった評価を下されてしまうのです。

【特徴5】礼儀やマナーが欠けている

ビジネスマンとして当然持っているべき礼儀やマナーが欠けている場合も、使えないと感じられてしまいます。ただし、新社会人はビジネスマナーを持っていなくて当然なので、その点は覚えていけば問題ありません。

問題となるのはもっと基本的な部分で、学生でも求められるような内容です。たとえば、朝に顔をあわせたとき、挨拶をしない人がいます。ちゃんと挨拶をすることは、派遣社員に限らず重要なことです。

一般的な礼儀やマナーを身に付けていない人は、それだけでマイナスに見られかねません。

【特徴6】言われたとおりにしか動けない

派遣社員に限った話ではありませんが、言われたことしかできない人はあまり良い目で見られません。派遣されたばかりで、できる仕事が少ない場合は仕方のないところもあります。しかし、手持ち無沙汰になった際、積極的に仕事を探せるかが重要なポイントです。

最初のうちは簡単な業務を中心にこなすため、場合によってはすぐに業務が終わってしまい、暇を持て余すことがあります。そのようなとき、積極的に次の仕事を探す人は貴重です。一方で、何をすればいいかわからず、立ち尽くしている人はスキルアップも見込めないため使えないと思われてしまいます。

【特徴7】責任感がない

派遣社員に責任感がない場合も「使えない」と判断されかねません。派遣社員は正社員ではないため責任感がない人も多く、自分の業務を雑にこなす人もいます。なかには、アルバイトの延長と考える人さえも見られます。

ただし、本来は派遣社員やアルバイトでも、自らが受け持つ業務に責任を持つべきです。どのような業務でも企業の運営に必要なので、責任感のない人はやはり重宝されません。

【特徴8】コミュニケーションが取れない

コミュニケーションがしっかり取れない人も、正社員に難色を示される場合があります。ここでいうコミュニケーションとは、積極的に話しかけたり面白い雑談を披露したりすることではありません。

ビジネスにおいて必要なコミュニケーションとは、最低限の伝達事項を過不足なく伝えることです。最も頻繁に行われるコミュニケーションのひとつは、引き継ぎです。

休暇を取るときはもちろん、休憩時に業務を依頼する場合でも引き継ぎは欠かせません。このときにうまくコミュニケーションができず、しっかりと引き継ぎできない場合は、相手を困らせてしまいます。

前述した挨拶も含めて、最低限のコミュニケーションを取れない人は、業務に支障をきたしかねません。

派遣社員が使えないと感じたら切るべき?

派遣社員が使えないと感じたら切るべき?

派遣社員が使えないと感じたら、そのままにせず何かしらの対応を取るべきです。そのなかには、契約打ち切りという手段も含まれています。対応を取らずそのままにしていたら、自社の従業員に負担をかけ続けることになりかねません。

そのため、派遣社員の交代を要請したり、そもそも派遣元企業を変更したりなどの処置が必要です。ただし、派遣社員の交代や派遣元企業の変更などを実現するには、説得力のある具体的なデータが欠かせません。

単純に「スキルが低いから」という理由だけでは、要望は通りづらいです。交代を要請する場合は、派遣元企業も認めざるを得ない客観的なデータをとって対応しましょう。

派遣社員が使えないと感じたときの対応方法6つ

派遣社員が使えないと感じたときの対応方法6つ

派遣社員が使えないと感じたときの対応方法は、下記のとおりです。

  1. アウトソーシングを活用する
  2. 労働環境を見直す
  3. 期待値の認識を合わせる
  4. 教育体制を見直す
  5. 予算を再考する
  6. 派遣社員の交代を要請する

労働環境が悪い場合、派遣社員が「使えない」ように見える可能性があります。その場合は、派遣社員が交代となっても大きな改善が見られないかもしれません。順番に見ていきましょう。

【対応方法1】アウトソーシングを活用する

対応方法のひとつに派遣契約ではなく、アウトソーシングを活用する方法があります。イレギュラーが発生しづらい定型業務は、派遣ではなくアウトソーシングがおすすめです。

たとえば、オンライン秘書・オンラインアシスタントサービス『i-STAFF』は、下記のように幅広い分野を採用率1%の優秀なスタッフがサポートします。

  • 秘書業務
  • 経理
  • Webサイト運用
  • 人事
  • 営業アシスタント

アウトソーシングはそのジャンルのエキスパートなので、正確かつスピーディーに業務を遂行します。そのため「使えない」となるケースはほぼありません。

なお、下記の記事でi-STAFFの評判や口コミをまとめました。実際の声を確認したい方はぜひご覧ください。

i-STAFF(アイスタッフ)導入企業の評判・口コミは?料金・導入事例を紹介

【対応方法2】労働環境を見直す

派遣社員が使えないと感じた場合は、派遣社員ではなく労働環境や条件など、自社に原因がある場合も否定できません。自社に原因があった場合は、派遣社員を交代しても効果がない恐れもあります。

たとえば、労働環境が過酷すぎないか確認が必要です。劣悪な労働環境で働く場合は不満を持ちやすいため、派遣社員ではなく自社の正社員が対応するのをおすすめします。

例を挙げると、熱源が近かったり有毒な薬剤を使用したりする環境は、派遣社員には向いていません。その業務を本当に派遣社員に任せられるか、今一度確認してみましょう。

【対応方法3】期待値の認識を合わせる

「派遣社員が使えない」と感じるのは、言い換えると正社員の期待に派遣社員が応えられていないということです。この状況は、派遣社員の能力が低い場合でも起こり得ますが、正社員の期待が高すぎる場合でも発生します。

そのため、派遣社員に求める業務レベルや品質が適正か、あらためて確認しましょう。極端な話ですが、正社員ができないことを派遣社員に求めてしまっては、いくら派遣社員が優秀でも期待に応えることは困難です。

したがって、派遣社員にどのような業務を担当してもらい、どのような成果を求めるのかしっかりと協議したうえで派遣契約を結ぶことが重要です。

【対応方法4】教育体制を見直す

派遣社員は、アウトソーシングと違いエキスパートではないため、基本的にイチから仕事を教えなければなりません。派遣社員の能力も大事ですが、業務への理解度は教育体制の良し悪しにかかっています。

そのため、もしも「派遣社員の能力が低くて使えない」と感じた場合は、派遣社員そのものよりも教育体制に問題がないか確認してみましょう。

たとえば、教育体制が体系化されていない場合は、人によって教え方や順番が異なる場合もあります。統一されてない教育は、むしろ派遣社員の混乱を招くため逆効果です。

教育マニュアルが整備され、現場レベルで落とし込まれているかしっかりと確認し、適切な教育を心がけましょう。

【対応方法5】予算を再考する

派遣社員のモチベーションが低くて「使えない」と感じる場合は、派遣社員のモチベーションアップを図らなくてはなりません。派遣社員のモチベーションが上がらない理由で、特に多いのは給与面です。そのため、モチベーションアップを図るのなら、予算の再考もひとつの方法です。

ただし、派遣社員1人のために、予算を再考するのは現実的ではありません。派遣社員全体や派遣元企業から声が上がった場合に、検討するのがおすすめです。

【対応方法6】派遣社員の交代を要請する

自社の労働環境や条件に問題がなければ、派遣社員自身に問題がある可能性が高いです。その場合は、派遣社員の交代を要請しましょう。そもそも、派遣会社はその仕事に対する適性のある人材を派遣しなければなりません。

したがって、派遣社員が原因で「使えない」と判断された場合は、速やかに対応する必要があります。

ただし、交代を要請する際は、具体的なデータを用意しなければ要請が通らない可能性もあります。主観的な意見や思いだけで交代を要請するのではなく、根拠となるデータも用意しておきましょう。

派遣が使えないと感じたらまず環境を確認しよう

派遣が使えないと感じたらまず環境を確認しよう

派遣社員にもいろいろな人がいるため、優秀な人材だけではなく「使えない」と感じる人材もいます。もしも「使えない」と感じる派遣社員がいた場合は、すぐに契約終了を検討するのではなく、何が悪いのか具体的に問題を洗い出しましょう。

派遣社員ではなく、自社の環境や条件が悪い場合もあるため、しっかりと原因を特定することで根本的な問題解決につながります。もし、派遣社員に原因がある場合は、具体的なデータを用意して交代を要請するのが賢明です。スムーズな業務の進行を目指すため、日ごろから改善を試みましょう。

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