SNS運用代行の費用相場は？フリーランスと企業どっちがおすすめ？

比較的新しい集客の手段であるSNS運用ですが、最近は取り入れる企業が増え、それとともにSNS運用を代行する企業やフリーランスも増えています。しかし、

「本格的なSNS運用を始めるにあたって代行してほしいが、費用はいくらかかるの？」

「企業とフリーランスではどちらがおすすめ？」

このようにお考えではありませんか。依頼する業務内容によって費用に差は出ますが、企業に依頼するなら10万円〜50万円、フリーランスに依頼するなら2万円〜10万円ほどが一般的です。そのため、費用を抑えるならフリーランス、確実に運用するなら企業がおすすめです。

しかし、SNS運用代行についてよく知らないまま依頼しても、最大の効果を得ることはできません。そこで本記事は、下記についてまとめました。

SNS運用による集客アップをお考えの方は、ぜひ最後までお読みください。

なお、SNS運用代行ならオンライン秘書・オンラインアシスタントサービス「i-STAFF」がおすすめです。i-STAFFは1時間あたり2,640円から利用でき、SNS運用代行を始めとした幅広い業務を依頼できます。

メディアのディレクションや入稿作業もできるため、関連業務もまるごと依頼可能です。i-STAFFの詳細は、下記からご確認ください。

SNS運用代行とは？

SNS運用代行とは、SNSにおける投稿やユーザー対応を自社に代わって行うサービスのことです。SNS運用代行は企業だけでなく、フリーランスが個人で行っている場合もあります。

また、代行できるSNSは、おもに下記のとおりです。

現代ビジネスにおいてSNSによる集客は重要ですが、比較的新しい集客手段なのでノウハウをもっていない企業も多いです。そのため「本格的に運用したいけど、どうすればいいのかわからない」方におすすめのサービスです。

SNS運用代行に依頼できる7つの業務

SNS運用代行に依頼できる業務は、おもに下記のとおりです。

費用によって対応できる業務が異なるため、実際に依頼する場合は必ず費用も確認しておきましょう。順番に紹介します。

【業務1】戦略設計

SNSを運用するうえで、何を目的にしてどのような戦略で進めるのか設計します。基本的にはヒアリングを実施して、下記の内容を明確化します。

特に、SNS運用の目標をすり合わせておけば、結果に関するトラブル防止につながります。

【業務2】アカウントの開設

アカウントを開設していない場合は、アカウントの開設も依頼できます。

開設そのものは難しくありませんが、アイコン画像やプロフィールはフォロワーを獲得するために重要です。なんとなく設定するくらいであれば、SNS運用代行に任せるのがおすすめです。

【業務3】投稿文の作成・投稿

SNSに投稿する文章の作成や投稿を依頼できます。テキストだけではなく、写真や動画も可能ですが、撮影を依頼する場合は撮影料金がかかるので注意が必要です。

SNS運用の目標やブランドのイメージに適した投稿文を作成し、定期的に投稿します。ユーザーに刺さりやすい文章や炎上しづらい内容を熟知しているため、積極的に依頼したい業務と言えます。

【業務4】コメント対応

ユーザーからコメントが来た際の対応を依頼できます。基本的に「投稿文の作成・投稿」とは別の業務になり、コメント対応も依頼する場合はより上位のプランが多いです。

対応内容もひとつに限らないため、あらかじめ詳しく決めておきましょう。

丁寧に方針を決めておけば、トラブルに発展することなく運用できます。

【業務5】レポート作成・分析

SNS運用の成果について、レポートの作成と分析を依頼できます。どのようなデータを分析するかはSNSや分析ツールによって異なるため、あらかじめ決めておくことがおすすめです。

たとえば、下記の内容をレポート化できます。

本格的なSNS運用をするためには改善が必要で、正確なレポートがあれば効果的に改善を進められます。

【業務6】ソーシャルリスニング

ソーシャルリスニングとは、SNSユーザーの「生の声」を収集・分析することです。「【業務5】レポート作成・分析」で集められるデータは定量的ですが、ソーシャルリスニングでは定性的なデータを扱えます。

SNSではフィルターのかかっていないユーザーの意見が確認できるため、商品やサービスの開発・改良に役立ちます。

【業務7】SNSマーケティング

SNSマーケティングでは、広告運用も含めた全般的な内容を依頼できます。専門性が高くなるため費用もかかりますが、下記のような業務に対応しています。

SNS運用で最大の効果を得るためには重要な内容なので、費用対効果を考慮して依頼するか決めましょう。

SNS運用代行の費用相場

SNS運用代行の費用相場は、誰に依頼するかによって大きく異なります。本記事では下記の2つにわけて、紹介します。

特に、フリーランスの費用相場は依頼する人によって千差万別です。予算との乖離を避けるためにも、しっかりと確認しておきましょう。

【相場1】企業の費用相場

企業に依頼する場合は、業務内容や投稿頻度によって費用が異なります。たとえば、投稿の頻度が多いほど費用が高くなり、安価な場合は週1回までのように決められています。

また、画像や動画を投稿したり、編集が必要だったりしても高価です。詳細を一覧にまとめました。

月額の費用相場	業務内容
〜10万円	・SNSへの投稿文作成と投稿
10万円〜30万円	上記に加えて、 ・ユーザーからのコメント対応 ・簡易的なレポート作成、分析
30万円〜	上記に加えて、 ・詳細なレポート作成、分析 ・定例ミーティングの開催 ・SNSマーケティング

低コストで始める場合は10万円程度で済みますが、依頼できる投稿数や業務内容が少ないため、あくまでも「お試し感覚」と認識しておきましょう。一方で、コメント対応やレポート作成・分析などの本格的なSNS運用を始めたい方は、中〜高価格帯のプランがおすすめです。

また、投稿文の原稿や画像は自社で用意して、編集のみ依頼するなどで費用を抑えられる場合もあります。

なお、月額の費用以外に、初期費用がかかる場合もあるため注意が必要です。企業によって幅があるほか、Webサイトで確認できない場合も多いため依頼前に確認しておきましょう。

さらに、高価格帯でSNSマーケティングまで依頼する場合は、広告費用を別途用意する必要があります。基本的に月額料金のなかには含まれていないため、こちらも注意が必要です。

【相場2】フリーランスの費用相場

フリーランスにSNS運用代行を依頼する場合は、人や内容によって費用が大きく異なります。具体的な費用感は月額2万円〜30万円ほどですが、さらに高価なケースもあります。

あくまでも一例として、一覧表を作成しました。

月額の費用相場	業務内容
〜3万円	・投稿のみ
3万円〜10万円	上記に加えて、 ・1日数回の投稿 ・簡易的なレポートの作成
10万円〜	上記に加えて、 ・SNSマーケティング

一般的に企業に依頼するよりも費用は抑えられますが、品質の保証はできません。また、同じ価格帯でも人によってスキルが異なる場合もあるため、事前にポートフォリオや実績をしっかりと確認しておくことをおすすめします。

SNS運用代行に依頼する4つのメリット

SNS運用代行に依頼するメリットは、下記のとおりです。

特に、SNS運用のノウハウは、ターゲットや業界などによって異なります。代行から適切なノウハウを学べれば、インハウス化する場合もスムーズに移行可能です。順番にみていきましょう。

【メリット1】成果につながりやすく、集客を期待できる

SNS運用代行はSNSのプロなので、自社にノウハウがなくても成果が出やすいです。フォロワー数やエンゲージメントが増えれば、自社の商品に触れるユーザーが多くなり、最終的なコンバージョンにつながります。

一方で、自社でSNS運用を始める場合は、実践しながら知識やスキルを身につけなければなりません。大きな手間と時間がかかるうえ確実な成果につながるわけではないため、明確な目的をもってSNSを運用するなら、SNS運用代行の活用がおすすめです。

【メリット2】コア業務に集中し、売上向上が見込める

SNS運用を代行会社に依頼することで、自社の従業員はコア業務に集中できます。SNS運用を自社で始める場合は手間と時間を必要としますが、SNS運用代行を活用すれば、関連する業務のほぼ全てを依頼できます。

たとえば、通常業務をこなしたうえで、

• SNSの運用・管理
• レポート作成・分析
• 企画

などの対応をすると、時間がいくらあっても足りません。特に、SNSの運用を始めたばかりの頃は、業務効率化を実現するためにもSNS運用代行を利用しましょう。

【メリット3】ノウハウを学べればインハウス化する際も安心できる

SNS運用代行ではあらゆる観点から運用をサポートしてくれるため、自社にとって最適な方法が学べます。一般論としてSNS運用ノウハウはインターネットや書籍で得られますが、確実に成果へつなげるためには、ターゲットや業界ごとに施策を最適化しなければなりません。

また、SNS運用代行は実践して成果が出た施策をノウハウとして蓄積しているため、最新のノウハウにも触れられます。最終的にSNS運用を自社で行いたい場合でも、最初のうちはSNS運用代行の活用がおすすめです。

【メリット4】炎上のリスクを回避できる

SNS運用の大きなリスクは、炎上です。SNS運用代行を活用すると、炎上のリスクを回避できます。

ノウハウや経験がない場合は、投稿や話題について適切か不適切かの判断が困難です。「問題ない」と考えていた内容でも、ちょっとしたことで炎上してしまう恐れがあります。

しかし、SNS運用代行は、法律の知識や経験から炎上しやすい内容を把握しているため回避しやすいです。たとえば、SNS運用代行によっては24時間の監視体制を整えていたり、AIでチェックしていたりします。

SNSの炎上はブランドのイメージダウンを引き起こす場合もあるため、最大限に回避しなくてはなりません。

なお、オンライン秘書・オンラインアシスタントサービス「i-STAFF」では、SNS運用代行も依頼できます。採用率1％の優秀なスタッフがノウハウをもとにSNS運用を行うので、成果につながりやすいです。

i-STAFFの詳細は、資料をダウンロードのうえご確認ください。

SNS運用代行に依頼する2つのデメリット

SNS運用代行に依頼する場合は、下記のデメリットがあります。

特に、SNS運用代行とはいえ、SNS運用の目的によっては確実な成果が出るとは限らない点に注意が必要です。ひとつずつみていきましょう。

【デメリット1】費用がかかる

SNS運用代行に依頼すると初期費用や運用費用がかかり、依頼する内容によっては高額です。たとえば、SNSマーケティングまで依頼する場合は、初期費用や月額の費用に加えて広告費も捻出しなければなりません。

また、最低利用期間が定められている場合も多く「1ヵ月試して効果がなければやめる」などは困難です。したがって、月額料金が50万円で最低利用期間が半年とすると、ランニングコストだけで300万円が必要です。

しかし、多くの場合は人件費が下がるため、むしろコストダウンにつながります。「費用が高いから」と一概に決めつけるのではなく、費用対効果を確認し、最適な運用を図りましょう。

【デメリット2】確実に売上につながるとは限らない

SNS運用代行に依頼したからといって、確実に売上につながるとは限りません。そもそもSNS運用の目的は、売上ではなく集客がほとんどです。

集客することで間接的に売上につながりますが、集客増＝売上増ではない点を理解しておきましょう。たとえば、SNS運用代行によってSNSのフォロワー数が10,000人に達したとしても、商品やサービスのお問い合わせページに遷移できなければ売上につながりません。

また、お問い合わせページに遷移できても、入力フォームが煩雑であれば離脱する可能性が高まります。したがって、SNS運用の目的をしっかりと見据えて、売上につながる導線を用意することが重要です。

SNS運用代行の選び方

SNS運用代行を選ぶ際は、下記のポイントに注目しましょう。

特に、SNS運用代行によって、得意分野が異なる点に注意が必要です。得意分野を考慮せずにSNS運用代行を選ぶと「思ったより成果が出ない」事態に陥りかねません。

たとえば、TwitterやInstagramなどプラットフォームが違ったり、アパレル業界や美容業界など業界が違ったりします。公式サイトに記載がない場合は、営業担当者に直接確認することがおすすめです。

SNS運用代行を活用してマーケティングを強化しよう

SNS運用代行は、SNSにおける投稿やユーザー対応を自社に代わって行うサービスです。企業やフリーランスに依頼でき、業務内容によって費用は大きく異なります。

フリーランスに依頼したほうが比較的安価なため、費用を抑えたいならフリーランス、品質にこだわりたいなら企業がおすすめです。ただし、フリーランスでも高品質な業務を行う場合もあるため、実際に契約する際はしっかりと打ち合わせを行って見積もりを出してもらうことが重要です。

SNS運用に関する知見がない場合や自社のリソースで対応できない場合は、SNS運用代行を活用し、集客数アップを目指しましょう。