アウトソーシングは危ない?6つのデメリットと対策を解説
自社の業務を外部業者に依頼するアウトソーシングは、業務効率化を図るために多くの企業で導入されています。
しかし、
「業務をアウトソーシングするのは危ないのでは?」
「アウトソーシングのデメリットを知りたい」
このようにお考えではありませんか。
アウトソーシングは便利ですが、複数の危険性が潜んでいるのも事実です。しかし、自社だけですべての業務をまかなうにはリソース面で大きな負担がかかり、従業員の業務負荷が高いと離職率アップにつながりかねません。
そこで本記事は、下記について紹介します。
- アウトソーシングのデメリット5つ
- アウトソーシングのメリット6つ
- アウトソーシングで失敗しないポイント2つ
上手にアウトソーシングを利用したい方は、ぜひ最後までご覧ください。
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目次
アウトソーシングとは?
アウトソーシングとは、業務の一部を外部業者に委託するビジネスモデルです。人的リソースを効率的に活用するために、重要度の低い業務をアウトソーシングするケースでよく利用されます。
重要度の低い業務とは、なくてもいい業務ではなく、誰が行っても同じ結果を得られる比較的難易度の低い業務を指します。たとえば、下記のとおりです。
- 仕訳入力
- 定型書類の作成
- Webサイトの記事制作
アウトソーシングを導入する際は、自社の業務で何が適しているのかをしっかりと検討することが重要です。
なお、下記の記事でアウトソーシングの需要が高まっている理由や導入事例を紹介しているので、詳しく知りたい方はぜひご一読ください。
アウトソーシングとは?メリット・デメリットや人材派遣との違いを簡単に解説
アウトソーシングのデメリット5つ
アウトソーシングのデメリットは、下記のとおりです。
- 導入に時間がかかる
- コストが高くなるリスクがある
- 社内にノウハウが蓄積されない
- 業務の管理が難しい
- 情報漏えいのリスクがある
アウトソーシングはコスト削減につながりますが、場合によっては逆にコストがかかるケースもあります。順番に見ていきましょう。
【デメリット1】導入に手間がかかる
アウトソーシングを利用する際は、思い立ってすぐに導入できるわけではありません。アウトソーシング先を選ぶのはもちろん、社内で進めるべき業務がいくつもあります。たとえば、下記の業務です。
- 委託する業務の洗い出し
- マニュアルの作成・最新化
- アウトソーシング先への引き継ぎ
通常の業務と並行して進める必要があるため、一時的に業務負荷が増大します。さらに、もともとの自社担当者は仕事を奪われる形になるため、新しい業務で気持ちよく働けるようなケアが必要です。
導入の手間を少しでも軽減するなら、導入をサポートしてくれるアウトソーシング先を選びましょう。豊富にノウハウを持っているので、スムーズな導入が可能です。
【デメリット2】コストが高くなるリスクがある
アウトソーシングの導入は人件費を削減できるメリットを持ちますが、場合によってはコストが高くなってしまうケースもあります。特に、初めてアウトソーシングを導入する際にありがちで、適正価格がわからないために割高な料金を支払ってしまうのです。
また、導入初期には引き継ぎに関するコストが必要となるため、一時的なコスト増大も考慮しなくてはなりません。さらに、アウトソーシング先の品質が悪ければ修正コストがかさみ、結果的に高額になるケースも考えられます。
このようなケースを避けるためには、
- 事前にあらゆるコストについてアウトソーシング先と認識を合わせておくこと
- 無料トライアル期間がある場合は積極的に活用すること
がおすすめです。
【デメリット3】社内にノウハウが蓄積されない
アウトソーシングを利用すると、業務を進めるうえで得られるノウハウが自社に蓄積されません。一般的に、業務の進行と管理もアウトソーシング先に任せっぱなしにするからです。
長期的にアウトソーシングするのであれば大きな問題になりませんが、最終的に内製化する場合はノウハウがないためうまくできない可能性もあります。また、内製化の予定がなくてもアウトソーシング先の業績悪化で、事業を撤退するケースもゼロではありません。
このようなリスクを考慮すると、社内にノウハウがまったく蓄積されない点は避けるのが賢明といえます。リスクを回避するためには、定例ミーティングを開催したり自社の担当者が参画したりして、ノウハウを吸収できる仕組みを作るのが重要です。
【デメリット4】業務の管理が難しい
業務をアウトソーシングすると、進行や品質をコントロールしづらくなり、顧客に迷惑をかける恐れがあります。アウトソーシング先でどのように進行や品質を管理しているのか、見えなくなるからです。
管理不足が明るみに出ない場合は問題ありませんが、発覚した際は得てして手遅れになる恐れがあります。たとえば、下記のケースです。
- 進行管理が甘くて納期に遅れてしまった
- 品質が落ちており顧客に指摘を受けた
上記のようなミスは業務を任せっぱなしにすると発生しやすいため、定期的な確認が欠かせません。また、エビデンスをしっかりと残し、レポートを提出してくれるアウトソーシング先を選ぶと進行・品質管理が見えやすいのでおすすめです。
【デメリット5】情報漏えいのリスクがある
アウトソーシングを利用することで避けられないリスクが、情報漏えいです。アウトソーシングをするうえでは企業の情報を渡す必要があり、その情報管理はアウトソーシング先に一任せざるを得ません。
情報管理が甘いと、アウトソーシング先から機密情報が漏えいする恐れがあります。リスクを完全にゼロにはできませんが、事前に下記を確認しておくことでリスクの最小化が可能です。
- セキュリティソフトの導入状況
- セキュリティ教育の実施状況
また、情報を渡す際に自社の担当者から漏えいするケースも考えられるので、自社でも情報教育を徹底する必要があります。
アウトソーシングのメリット6つ
アウトソーシングのメリットは、下記のとおりです。
- コア業務に集中して生産性を上げられる
- 人材育成が不要なので即戦力を得られる
- コスト削減による利益向上につながる
- 業務効率化によってスムーズに仕事を進められる
- 組織の肥大化を防ぎ、スピーディな経営が可能になる
- 社外のノウハウを活用できるので企業の成長につながる
組織が肥大化すると管理が煩雑化するため、アウトソーシングでスリム化することが重要です。ひとつずつ見ていきましょう。
【メリット1】コア業務に集中して生産性を上げられる
アウトソーシングを利用すると自社従業員のリソース確保につながり、コア業務に集中できます。アウトソーシングに適した業務は、売り上げに直接つながらないノンコア業務であることが多いです。
このようなノンコア業務を自社の従業員が対応することは非効率的で、リソースを浪費しかねません。ノンコア業務の例として挙げられるのは、書類作成やデータ入力などバックオフィス業務全般です。
業務を洗い出して積極的にアウトソーシングすることで、生産性が上がり売上に貢献できます。
【メリット2】人材育成が不要なので即戦力を得られる
アウトソーシングを利用すると、即戦力となる一線級のスキルを持った人材に業務を依頼できます。アウトソーシング先のスタッフは経理やWeb関連業務など、特定の業務のプロフェッショナルなので業務を任せるには十分です。
一方、自社で従業員を新しく採用したり教育したりすると、時間とコストがかかるうえ途中で退職されるリスクもあります。特に、IT技術がかかわる業務は、目を見張るスピードで技術が発展します。自社で対応すると、その進歩についていくだけで労力が必要です。
アウトソーシング先は最新技術やトレンドをいち早くキャッチし、業務に反映するため最新のスキルとノウハウを持つ人材が対応してくれます。
【メリット3】コスト削減による利益向上につながる
アウトソーシングを導入すると、自社の従業員が対応するよりもコストを削減できます。自社の従業員が残業や休日出勤などで対応するより、アウトソーシングの費用のほうが一般的に安価です。たとえば、自社で対応する場合は、下記のコストがかかります。
- 採用コスト
- 教育コスト
- 雇用した場合の給与や福利厚生費
特に、毎月発生する人件費は、アウトソーシングにすることで大きく削減できます。自社の従業員は繁閑に関わらず、給与や福利厚生費が発生しますが、アウトソーシングは繁忙期のみに依頼できるからです。
たとえば、経理業務では年末調整や年度末の決済時期に多忙を極めますが、それ以外の時期は比較的穏やかです。そのため、繁忙期のみアウトソーシングすることで、閑散期に費用をかけずに済みます。
【メリット4】業務効率化によってスムーズに仕事を進められる
アウトソーシング先は対応する業務のプロフェッショナルなので、業務効率化が図れます。
自社の従業員が対応する場合はほかの業務も同時並行的に進めていたり、そもそも得意じゃなかったりするため、本人が急いでいるつもりでも思ったより時間がかかる場合があります。
一方で、アウトソーシング先にとっては得意分野なため、豊富なノウハウを活用して効率的な業務の進行が可能です。また、業界の最新情報やトレンドにも詳しく、業務効率化につながるツールを積極的に取り入れるケースもあります。
業務を依頼してスピーディに完了してもらえるため、スムーズに仕事を進められます。
【メリット5】組織の肥大化を防ぎ、スピーディな経営が可能になる
アウトソーシングを利用することで組織の肥大化を防ぎ、スピーディな経営が可能です。事業が成長すると必要となる業務が増え、自社で対応していると組織そのものが肥大化していきます。
組織が肥大化すると部門や部署が増え、どこで何をやっているのかといった管理が煩雑になり、システムも複雑化してしまいます。システムが複雑になれば、複数の部署に承認を得る必要があったり業務フローも複雑になったりして、業務速度に悪影響を与えかねません。
そこで、アウトソーシングを利用して組織のスリム化を図ることで業務のスピード感を上げ、ビジネスの加速につながります。
【メリット6】社外のノウハウを活用できるので企業の成長につながる
アウトソーシング先に業務を任せると自社にノウハウが蓄積されないデメリットがありますが、逆に言えば社外のノウハウを吸収できるチャンスともいえます。
アウトソーシングしつつ自社にノウハウを蓄積するためには、担当者が業務に参画したり定期的なミーティングを開催したりしなければなりません。しかし、そこで得られるノウハウは、自社で対応しているだけでは得られない可能性があります。
短期間のアウトソーシングやいずれ内製化する予定の場合は、ノウハウを自社で活用できるように早めに準備するのがおすすめです。
アウトソーシングに向いている企業
アウトソーシングに向いている企業の特徴として、下記が挙げられます。
- 定型業務に時間をとられ、残業や休日出勤で対応している
- 従業員一人ひとりが複数の業務を兼務している
- 事務業務の作業効率が悪い
特に、事務業務が従業員の負担になっている企業は、アウトソーシングが向いていると考えられます。「事務業務をアウトソーシングすることで残業や休日出勤がなくなる企業」と言い換えてもいいでしょう。
バックオフィス業務では経理や人事、営業アシスタントが挙げられます。さらに、IT関連事業や商品の製造販売なども、ビジネスモデルによってはアウトソーシングが適しています。
従業員の負担軽減につながるかという観点から、自社にアウトソーシングが向いているか考えてみるのがおすすめです。
アウトソーシングで失敗しないために意識する2つのポイント
アウトソーシングで失敗しないために意識するポイントは、下記のとおりです。
- アウトソーシングに適している業務を見極める
- 収益性が高い業務は丸ごとアウトソーシングしない
アウトソーシングで失敗するよくある例は、そもそもアウトソーシングに適していなかったというものです。そこで、アウトソーシングに適している業務を見極めることが重要です。順番に見ていきましょう。
【ポイント1】アウトソーシングに適している業務を見極める
アウトソーシングに適している業務を見極めることで、失敗のリスクは大きく低減できます。そもそも、どんな業務でもアウトソーシングできるとは限りません。
極端な例を挙げると、社運がかかった重要な商談をアウトソーシングに任せることはないでしょう。自社の商品やサービスを十分に理解した自社の営業担当者が、万全の体制で商談に参加するはずです。
一方で、営業のアプローチリストや資料作成などのノンコア業務は、アウトソーシングに適しています。また、業務フローやマニュアルが単純で、定型化されている業務もアウトソーシングに依頼するのがおすすめです。
ただし、企業によって大きく異なる部分なので、他社の前例にならうのではなく事前の洗い出しが重要です。
【ポイント2】収益性が高い業務は丸ごとアウトソーシングしない
特に、収益性の高い業務を丸ごとアウトソーシングするのは、非推奨です。
自社の重要なノウハウや情報が外部に渡ってしまううえ、品質が低下すると経営に大きな打撃を与えかねません。したがって、どうしても収益性の高い業務をアウトソーシングする際は、業務を細分化して定型化できる業務のみを依頼するのがおすすめです。
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アウトソーシングは外部に情報を渡すため「危険」と考える人もいますが、決してそうではありません。むしろ、上手に活用すると企業の成長につながるため、積極的に導入するのがおすすめです。
もちろん、導入に手間がかかったり管理が難しかったりなどのデメリットはありますが、それを補ってあまりあるメリットもあります。また、アウトソーシングで失敗しないためには、アウトソーシングに適した業務を依頼することが重要です。
まずは自社の業務を洗い出して、なにが適しているのか確認するところから始めてみましょう。
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