会社設立のお祝いには何を贈ればいい?マナーや選び方・おすすめを紹介
知人が会社を設立した際は、きちんとした贈り物をしたいものです。
しかし、
「どのようなものを贈ればいいの?」
「マナーをしっかりと守って贈りたい」
このようにお考えではありませんか。たとえ自分がよかれと思ったものでも、ふさわしくないものを贈ってはよくない印象を与えるかもしれません。
そこで本記事では、下記を紹介します。
- 会社設立のお祝いにおすすめの贈り物
- お祝いを選ぶポイント
- お祝いを贈る際の良いマナー・悪いマナー
会社設立は当人にとって大きな出来事です。丁寧に贈り物を選び、喜んでもらいましょう。
お祝いを選ぶのが難しい場合やなかなか時間が取れない場合は、外注するのもおすすめです。オンライン秘書・オンラインアシスタントサービス『i-STAFF』では会食の手配や予約など、経営者の依頼をまるごと対応できるため、その一環として贈り物選びも行います。
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目次
会社設立のお祝いにおすすめの贈り物10選
会社設立のお祝いにおすすめの贈り物は、下記のとおりです。
- 胡蝶蘭
- 現金・商品券
- 観葉植物
- お酒
- 招き猫
- カタログギフト
- コーヒーメーカー
- 家電製品
- インテリア
また、「親しい間柄ならリクエストを聞く」のもおすすめです。定番の贈り物はもちろん、必要なものを贈って新しい門出を心を込めてお祝いしましょう。
胡蝶蘭
胡蝶蘭は、会社設立のお祝いに定番の贈り物です。華やかで清楚なイメージがあり、祝賀ムードを高めてくれます。大輪の花を咲かせるので、新しいスタートを切る会社にふさわしいです。また、「幸運が飛んでくる」という縁起の良さから、お祝いの席でよく見かけます。
一方で、近年は胡蝶蘭の代わりに「祝い竹炭」も注目を集めています。祝い竹炭は、竹を高温で焼き上げた炭のことで、お守りやインテリアとしても喜ばれるアイテムです。お手入れも不要なので、多忙な経営者の方にもおすすめできます。
現金・商品券
会社設立祝いの定番として、現金や商品券も人気があります。現金は、新社長が自由に使える資金として重宝されます。一方、商品券は百貨店や大手スーパーなどで使える金券がおすすめです。
ただし、会社設立祝いに現金や商品券を贈る際は、下記の点に注意が必要です。
- 新札を用意する
- 熨斗(のし)と水引がついた正式な祝儀袋に入れて贈る
現金や商品券は活用の幅が広いため、もらって困るものではありません。贈り物として適していますが、個性に欠けるため印象に残りにくい点を覚えておきましょう。
観葉植物
観葉植物はオフィスを飾るグリーンのプレゼントで、空間が明るく清々しい雰囲気になります。
観葉植物を選ぶ際は、手入れのしやすさを考慮しましょう。植物のお手入れにはどうしても手間がかかるため、虫がつきにくいものや水やりの頻度が少ないものを選ぶのがおすすめです。
また、観葉植物は長く育てられるため、発展や繁栄といった縁起の良さも演出できます。新しい会社とともに成長する観葉植物は、お祝いの気持ちにピッタリの贈り物です。
お酒
会社設立のお祝いとして、お酒も人気があります。お酒の種類は日本酒やワイン、ウイスキーなどさまざまですが、相手の好みを考えて選ぶのがおすすめです。
お酒を贈る際は、ラッピングにこだわるケースもあります。風呂敷や和紙、リボンなどを使っておめでたい雰囲気を演出しましょう。
お酒は大人数で楽しめるので、会社設立パーティーなどで振る舞うこともできます。
招き猫
会社設立のお祝いには、招き猫を贈るのもおすすめです。招き猫は古くから商売繁盛の象徴とされており、開業祝いの定番アイテムのひとつです。右手を上げている「金運招き猫」、左手を上げている「人招き猫」などの種類があります。
また近年は、伝統的な招き猫だけでなく、モダンでおしゃれなデザインの招き猫も人気があります。インテリアとしても映える、スタイリッシュな招き猫を選ぶのもおすすめです。
カタログギフト
カタログギフトは、相手の好みに合わせて商品を選べるので喜ばれやすいお祝いのアイテムです。カタログの中から食品やインテリア、体験ギフトなど幅広いジャンルの商品を自由に選べるため、相手の嗜好を気にせずに贈れます。
予算に合わせてカタログを選べるので、予算を気にしすぎる必要はありません。ただし、カタログを見てから商品を選ぶため、お祝いの気持ちが届くまでに少し時間がかかる点は把握しておきましょう。
コーヒーメーカー
会社設立のお祝いに、コーヒーメーカーを贈るのもおすすめです。オフィスにコーヒーメーカーを設置すると、社員同士のコミュニケーションを促進します。
コーヒーメーカーには、ドリップ式やカプセル式などさまざまな種類があるため、予算に応じてオフィスに適したタイプを選びましょう。コーヒー好きな社長へのお祝いなら、本格的なエスプレッソマシンもおすすめです。
コーヒー豆やカプセルのギフトセットと一緒に贈れば、さらに喜ばれます。美味しいコーヒーで社員同士の会話も弾み、明るい職場づくりにつながります。
家電製品
会社設立のお祝いに家電製品を贈るのもおすすめです。オフィスで使える実用的な家電は、日々の業務効率アップに役立ちます。予算や実用性を重視して選びましょう。
おすすめの家電としては、掃除機やシュレッダー、コーヒーメーカーなどが挙げられます。また、空気清浄機は、オフィスの空気をきれいに保ってくれるので喜ばれるアイテムです。さらに、冷蔵庫も飲み物の保管場所として重宝します。
予算と相手先の会社の雰囲気を考慮しつつ、センスの良い家電を贈りましょう。実用性の高い贈り物は長く使えるため、喜んでもらえる可能性が高いです。
インテリアアイテム
会社設立のお祝いに、オフィスのインテリアとしても活躍するアイテムがおすすめです。たとえば、下記のようなアイテムが喜ばれます。
- 壁掛け時計
- 絵画
- 花瓶
このようなインテリアアイテムは、長く使えて悪目立ちしないものを選ぶのがポイントです。オフィスの雰囲気に合ったデザインで、品質の良いものを贈りましょう。
また、名入れやロゴ、日付を入れたアイテムを制作するのもひとつの方法です。記念品として残るため、特別感のあるアイテムになります。
親しい間柄ならリクエストを聞くのもあり
会社を設立した人が親しい間柄であれば、相手のリクエストを聞くのもおすすめです。贈る側としては、相手の役に立つものを選びたいという気持ちがあります。しかし、本当に喜ばれるかどうかは相手次第です。
そのため、何を贈ればいいのか決まらない場合は直接確認してみましょう。親しい関係であれば、聞くのも聞かれるのも問題ありません。相手のリクエストに応えられれば、きっと喜んでもらえるはずです。
会社設立のお祝いを選ぶポイント
会社設立のお祝いには、下記のようなポイントを押さえて選びましょう。
- 実用性
- 予算
- 品質
特に、実用性は重要なポイントです。会社で日々使えるような役立つ品物を贈ると喜ばれます。また、贈る相手との関係性によって、お祝いの予算も変わってきます。あまり高価すぎず、かといって安すぎないちょうどよい金額の品を選ぶことが重要です。
加えて、品質の良さにもこだわりましょう。祝いの品としてふさわしい、きちんとしたものを贈るのがマナーです。さらに、できれば相手の好みを考慮に入れて、喜ばれるお祝いを贈ると間違いありません。
会社設立のお祝いの金額相場
会社設立のお祝いに贈る際の金額相場は、相手との関係性によって変動します。
関係性 | 相場 |
---|---|
知人や友人 | 3,000円〜3万円 |
仕事上の得意先 | 1万円〜5万円 |
身内 | 3万円〜5万円 |
知人や友人へのお祝いの金額相場は幅広く、3,000円〜3万円程度とされています。関係性が低ければ、3,000円程度の気持ちばかりのお祝いでも問題ありません。一方、関わりが深い友人の場合は、1万円以上のお祝いを贈るのが無難です。
仕事上の得意先へは、1万円〜5万円の金額が相場とされています。日頃のお付き合いの深さや、相手先の企業規模などを考慮して金額を決めましょう。
身内へのお祝いは、3万円〜5万円ほどが一般的な相場です。創業者本人との関係性の深さに応じて、ご祝儀の額を加減しましょう。
贈る側の気持ちと相手との関係性、そして予算を踏まえて、適切な金額のお祝いを贈ることが重要です。
会社設立のお祝いを贈る際のマナー
会社設立のお祝いを贈る際は、下記のマナーを押さえておくことが大切です。
- 立札をつける
- 正しい祝儀袋を選ぶ
- お祝い金は必ず新札で贈る
- 縁起が悪いとされる数字を避ける
- 挨拶状やメッセージを添える
祝い品には立札をつけましょう。立札には贈り主の氏名や会社名を記載します。お祝い金を贈る場合は、水引が結ばれた正式な祝儀袋を選びましょう。
また、お祝い金は必ず新札で用意します。古い札は失礼にあたるので避けるのが無難です。その際、金額は4や9など、縁起が悪いとされる数字は避けましょう。
お祝いの品には、社名入りの挨拶状やメッセージカードを添えると、心のこもった贈り物になります。受け取る側もうれしいものなので、一言だけでも添えるのがおすすめです。
会社設立のお祝いでやってはいけないNGマナー
会社設立のお祝いを贈る際には、下記のようなNGマナーに注意しましょう。
- 誤字脱字をする
- 旧札を使う
- 略式のご祝儀袋(熨斗袋)を使う
相手の名前や企業名を書く際は、誤字脱字に細心の注意を払いましょう。間違えてしまうと失礼にあたるため、何度も確認するのがおすすめです。
現金を贈る際は旧札を避けます。縁起が悪いとされるため、必ず新札を用意しましょう。また、「4」や「9」のような縁起の悪い数字も避けるのがマナーです。
さらに、祝儀袋は正式なものを使いましょう。水引が印刷されているような略式の祝儀袋は避け、名前を書く際はボールペンや鉛筆ではなく毛筆を使います。毛筆が難しい場合は、筆ペンでも問題ありません。
お祝いの品を贈る際は、相手への感謝と尊重の気持ちを込めることが何より重要です。細部への配慮を怠らず、真心のこもったお祝いを贈るよう心がけましょう。
会社設立のお祝いを渡すタイミング
会社設立のお祝いを贈るのに最適なタイミングは、新規開業の1週間前から数日前です。開業直前や直後は社長や従業員が慌ただしく、お祝いの品を受け取る余裕がない可能性もあります。
そのため、会社設立の日から逆算して、1週間前〜3日前くらいを目安に贈るのがおすすめです。
お祝いの品を直接持参する場合は事前に日時を相談し、都合の良い時間に伺いましょう。宅配便で贈る場合は、配達日時を指定するのがおすすめです。受け取り日に不在で受け取れないということがないよう、配慮が重要です。
開業当日は社長も社員の方々も慌ただしいため、前もってお祝いの品を贈っておくと、新しい門出に花を添えることができます。お祝いの言葉とともに、心を込めて贈りましょう。
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心のこもった贈り物で相手をお祝いしよう
会社設立は当人にとって大きな出来事のひとつです。前向きな気持ちだけではなく不安な気持ちも持っていると考えられるため、心のこもった贈り物で少しでも和らげてあげましょう。
贈り物には胡蝶蘭や現金のような定番アイテムもありますが、心がこもっていればどんなものでもうれしいものです。最低限のマナーに注意し、会社設立をお祝いしましょう。
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