情シスアウトソーシングサービス10選!費用相場や代行会社の選び方を解説

企業のITインフラを支える情報システム部門ですが、人材不足や業務過多といった課題を抱える企業は少なくありません。そこでおすすめなのが、アウトソーシングです。
しかし、
「どんな業務をアウトソーシングできるの?」
「おすすめの情シスアウトソーシングサービスを知りたい」
このようにお考えではありませんか。自社に適したアウトソーシングを見つけなければ、担当者の負担は増え続け、企業のIT戦略が停滞してしまう恐れがあります。
そこで本記事では、下記をまとめました。
- 情報システム部門をアウトソーシングするメリット・デメリット
- アウトソーシングの費用相場
- おすすめのアウトソーシングサービス
自社に最適なアウトソーシングサービスを見つけ、情報システム部門の課題を解決したい方は、ぜひ最後までお読みください。
なお、情報システム部門をはじめとするバックオフィスの負担軽減をお考えなら、オンライン秘書・オンラインアシスタントサービス『i-STAFF』がおすすめです。i-STAFFは、情報システムに詳しい優秀なスタッフがチームで対応します。i-STAFFの詳細は、下記よりご確認ください。
目次
情報システム部門のアウトソーシングとは?
情報システム部門のアウトソーシングとは、情報システム関連の業務を外部の専門企業に委託する手法です。情報システム部門のアウトソーシングが注目される背景には、IT人材不足とDX(デジタルトランスフォーメーション)推進という課題があります。
企業のデジタル化が進むほど情報システム部門の重要性は増しますが、専門人材の確保は難しくなっています。また、テレワークの普及やクラウドサービスの活用によりIT環境が複雑化している点も影響しています。
そこで、自社担当者の負担を軽減するために、アウトソーシングの需要が高まっているのです。
情報システム部門のアウトソーシングで依頼できる主な業務内容
情シスアウトソーシングで依頼できる業務内容は、下記のとおりです。
業務内容 | 概要 |
---|---|
端末のキッティング | PCやスマートフォンなどのIT機器を業務用に設定する。機器の調達やソフトウェアのインストール、各種アカウント設定など。 |
システム・サーバーの構築・運用・保守 | システムやサーバーの構築や運用を行う。サービスによっては24時間365日の対応も可能。 |
セキュリティ対策 | サイバー攻撃から企業の情報を守るためにセキュリティ対策を実施する。ファイアウォールの運用やウイルス対策ソフトの管理、不正アクセスの監視など。 |
ヘルプデスク | 従業員や顧客からの問い合わせに対する窓口業務。PCの操作方法からシステムトラブルまで幅広く対応する。 |
IT部門の構築・コンサル | 内製化に向けてIT部門の構築やコンサルに対応。ITの知見がない場合に有効。 |
ほかの業務にも対応できるサービスもあるため、事前に確認しましょう。自社が依頼したい業務を明確化しておくことが重要です。
情シスアウトソーシングのメリット5つ
情報システム部門をアウトソーシングするメリットは、下記のとおりです。
- 担当者の負担を軽減し、パフォーマンス向上を図れる
- 情報システム部門のコスト削減につながる
- プロのスタッフによってIT部門の安定稼働が見込める
- ITに関する最新情報を得られる
- 属人化を防止でき、業務をスムーズに進行できる
実際に業務を行うアウトソーシング先のスタッフは、ITに関するプロばかりです。豊富な知識と経験を持つため、安定した稼働が可能です。順番に紹介します。
担当者の負担を軽減し、パフォーマンス向上を図れる
情報システムをアウトソーシングすることで、情報システム担当者の負担を軽減できます。情報システム部門を任せられるIT人材は不足しがちで、従業員1人あたりの負担が大きくなりがちです。負担がかかり続けると体調不良につながり、最悪の場合は退職しかねません。
アウトソーシングで従業員の負担が軽減されればモチベーション向上につながり、生産性向上を見込めます。特に、ITに詳しい従業員がいない場合は、大きな恩恵を得られるでしょう。
情報システム部門のコスト削減につながる
アウトソーシングは、コスト削減にも貢献します。IT人材を正社員として新しく雇用する場合、給与だけではなく、採用広告費や教育・研修費など多くの費用が必要です。一方で、アウトソーシングを活用すると上記のコストをかけずに、即戦力となる人材に業務を任せられます。
また、必要に応じて利用できるため、これまで固定費だった費用を変動費に転換可能です。特に、繁忙期と閑散期で業務量が異なる業務では、コスト最適化による利益向上を期待できます。
プロのスタッフによってIT部門の安定稼働が見込める
アウトソーシング先の企業はITのプロが在籍しており、豊富な知識と経験によってIT部門の安定稼働が見込めます。また、自社で対応が難しい高度なセキュリティ対策やクラウドサービスの導入なども、プロの支援があれば安心です。
サービスによっては情報システム部門の構築や運用コンサルも実施しているため、自社だけでは難しい、高品質で安定したIT部門を実現できます。
ITに関する最新情報を得られる
アウトソーシングすることで、アウトソーシング先が持つ最新の技術動向や業界の情報を得られます。IT業界は技術の進歩が速く、常に最新の情報を追い続けるのは簡単ではありません。
しかし、アウトソーシング先は常に最新の情報を収集・分析しています。そのため、自社で情報収集する手間を省きながら、最適な製品やシステムの導入が可能です。
常に最先端の状態を維持できるため、業務効率や品質の向上につながります。
属人化を防止でき、業務をスムーズに進行できる
情報システム部門をアウトソーシングすると、属人化の防止が可能です。特定の担当者だけが業務知識を抱え込む属人化は、多くの企業で課題となっています。
担当者が休職・退職した場合、業務が停滞するリスクもあります。しかし、アウトソーシング先の多くはチームで業務を行うため、属人化する理由がありません。
また、業務を引き継ぐ際に業務プロセスやマニュアルを整理する必要があります。そのため、おのずと業務が標準化され、スムーズに進行できるのです。
情シスアウトソーシングのデメリット
情報システム部門のアウトソーシングには、下記のデメリットがあります。
- 費用対効果を確認しづらい
- 自社にノウハウを蓄積しづらい
情報システム部門のアウトソーシングサービスは、幅広いサービスを提供しており、利用すればするほど費用対効果の見極めが難しくなります。特に、ITの知識が少ない場合は、費用対効果が見合っているか判断が困難です。
費用対効果を見極めるためには、自社の窓口担当者が相場感を常に把握しておくことが重要です。
情報システム部門のアウトソーシングにかかる費用相場
情報システム部門のアウトソーシングサービスの料金体系は、おもに「月額固定型」と「従量課金型」の2種類に分けられます。
月額固定型は、毎月一定の料金で契約範囲内のサービスを利用できるため、予算が立てやすいです。費用は月額30万〜90万円程度が相場となっています。
一方の従量課金型は、実際の作業時間や対応件数に応じて料金が変動するため、業務量に波がある場合にコストを最適化しやすい特徴があります。条件によってかかる費用が異なるため、見積もりを出してもらうのが一般的です。
ただし、情報システム部門のアウトソーシングにかかる費用は、委託する業務内容や企業の規模などによって変動します。そのため、依頼する際は具体的な依頼内容を整理し、複数の企業から見積もりをとるのがおすすめです。
情シスアウトソーシング会社の選び方
情シスアウトソーシング会社を選ぶ際は、下記のポイントを確認しましょう。
- 対応できる業務範囲
- セキュリティ体制
- 費用対効果
- 実績
- サポート体制
特に、自社が依頼したい業務を任せられるか確認しましょう。その際は、抽象的な内容の確認ではなく、依頼したい業務内容をできる限り具体化して相談することが重要です。
また、将来的に依頼したい業務が増える可能性も考慮し、幅広い業務に対応できる会社を選ぶのがおすすめです。
おすすめの情シスアウトソーシングサービス10選
おすすめの情シスアウトソーシングサービスは、下記のとおりです。
- i-STAFF
- フレクシーサポート
- パソナ日本総務部
- 情報システムBPO
- エイネット
- 情報システムSAMURAI
- コムチュア株式会社
- RICOH
- アイチーム
- 情報システムアウトソーシング
それぞれの概要と特徴を紹介します。
i-STAFF
i-STAFFは、IT関連業務をはじめとするバックオフィス業務に強いオンライン秘書・オンラインアシスタントサービスです。ITの知識と経験が豊富なスタッフがチームで対応します。
i-STAFFの特徴は、下記のとおりです。
- 採用率1%の優秀なスタッフが在籍
- 幅広い業務に対応
- 安心の返金保証付き
情報システムに関する困りごと以外にも、人事や経理など顧客が抱えるバックオフィスの課題をサポートします。返金保証もついているため、初めてでも安心です。
下記の記事で、i-STAFFを活用した企業の口コミと評判をまとめました。こちらもご一読ください。
フレクシーサポート
<出典:フレクシーサポート>
フレクシーサポートは、経済産業省の認定を受けた情シスアウトソーシングサービスです。ITの専門スタッフが丁寧にサポートします。
フレクシーサポートの特徴は、下記のとおりです。
- 安心の低価格
- 導入後の活用サポート
- 万全のセキュリティ対策
導入後も、顧客従業員へのレクチャーや活用のためのサポートを徹底します。そのため、ITの知識が少ない場合でも安心です。
パソナ日本総務部
<出典:パソナ日本総務部>
パソナ日本総務部は、総務アウトソーシングやシステム開発なども手がける情シスアウトソーシングサービスです。企業内のあらゆるIT業務を幅広くサポートします。
パソナ日本総務部の特徴は、下記のとおりです。
- ICTサービスも含めたワンストップサービス
- 顧客の課題にあわせてサービスを提供
- 高度な専門スキルを持つ技術者が在籍
システム開発にも対応しているため、顧客の課題にあわせて最適な対応が可能です。そのため、企画段階から任せたい場合におすすめです。
情報システムBPO
<出典:情報システムBPO>
情報システムBPOは、24時間365日稼働できる情シスアウトソーシングサービスです。戦略的なアウトソースで顧客のIT業務をサポートします。
情報システムBPOの特徴は、下記のとおりです。
- ネットワーク基盤の設計構築実績が豊富
- 情報システム業務の内製化推進と事業競争力強化支援
- 最先端ネットワーク製品の構築実績
24時間365日稼働するセンターを持ち、専門スタッフが常に顧客の情報システム業務を代行します。システム運用やヘルプデスクを常に稼働したい場合におすすめです。
エイネット
<出典:エイネット>
エイネットは、継続率98%を誇る情シスアウトソーシングサービスです。対応できる業務が豊富なうえ、オプションも充実しています。
エイネットの特徴は、下記のとおりです。
- すべての代行業務を自社エンジニアが対応
- 複数名のチームでサポート
- システム関連のコンサルサポートも実施
代行業務を同社の社員が対応するため、高いスキルとセキュリティ体制が期待できます。そのため、セキュリティ体制を重視する場合におすすめです。
情報システムSAMURAI
<出典:情報システムSAMURAI>
情報システムSAMURAIは、創業30年の高い技術力を持つ情シスアウトソーシングサービスです。スピーディな対応で顧客の情報システム業務をサポートします。
情報システムSAMURAIの特徴は、下記のとおりです。
- 専属のチーム体制を構築
- 最短約2週間で業務を引き継ぎ
- 業務効率化・運用改善などトータルでサポート
依頼があった顧客企業に専属のチーム体制を構築します。リモート対応だけではなく、訪問対応も可能なため、柔軟な対応が期待できます。
コムチュア株式会社
<出典:コムチュア株式会社>
コムチュア株式会社は、IT人材の教育・研修も提供する情シスアウトソーシングサービスです。情報システム部門の運用業務をトータルサポートします。
コムチュア株式会社の特徴は、下記のとおりです。
- 情報システム部門の運用業務をトータル支援
- 24時間365日の対応やさまざまなシステムにも対応
- 予算、ニーズにあわせた業務形態
システム運用・ヘルプデスクなどの業務を支援してきた豊富なノウハウを活かし、高品質なサービスを提供します。また、導入後も改善提案を実施し、業務効率化を支援します。
RICOH
<出典:RICOH>
RICOHは、情報システム部門のアウトソーシングも展開する企業です。IT活用のアドバイスを提供し、生産性向上とDX推進をサポートします。
RICOHの特徴は、下記のとおりです。
- マルチサポート
- ワンストップ支援
- リーズナブル
パソコンやサーバーだけではなく、アクセサリ類に至るまでサポートします。ITに詳しくない場合でも、安心して任せられます。
アイチーム
<出典:アイチーム>
アイチームは、IT企画からDX推進をサポートする情シスアウトソーシングサービスです。ハードウェア、ネットワーク、ソフトウェアをトータルサポートします。
アイチームの特徴は、下記のとおりです。
- 年間計画を作成
- 無制限に問い合わせ可能
- 専門コンサルタントが対応
計画段階から参画し、年間計画を作成します。年間を通じてPDCAサイクルを構築するため、業務効率化が期待できます。
情報システムアウトソーシング
<出典:情報システムアウトソーシング>
情報システムアウトソーシングは、パソコンサポートをまるごと外注できる情シスアウトソーシングサービスです。数年間で3万件を超える実績があります。
情報システムアウトソーシングの特徴は、下記のとおりです。
- PCトラブルや設定をサポート
- 顧客に適したPCを選定
- 資産管理ツールで管理
障害やトラブル発生時のサポートはもちろん、緊急ではなくても気軽に相談可能です。また、月1回レポートを提出するため、平常時の状態も確認できます。
情報システム部門をアウトソーシングして従業員の負担を軽減しよう
現代のビジネス環境において、情報システム部門のアウトソーシングは単なるコスト削減ではなく、IT人材不足の解消や業務効率の向上に欠かせない戦略です。
ノンコア業務を外部の専門家に任せることで、情報システム担当者の負担が軽減され、企業全体の生産性向上にもつながります。
自社の目的を明確にし、長期的な視点で共に成長できる戦略的パートナーを選んで事業の成長を図りましょう。
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