振込代行サービス12社を徹底比較!料金や仕組みについて解説
企業間の取引で振り込みや支払いは日常的に行われていますが、件数が多くなると管理が大変です。そこで、
「振り込み・支払いは代行してもらえるの?」
「おすすめの振込代行サービスを知りたい」
このようにお考えではありませんか。
振り込み・支払いをすべて自社で対応すると工数がかかるばかりではなく、手数料の負担も大きくなりがちです。そこで本記事では、下記を紹介します。
- 振込代行サービスおすすめ12社
- 振込代行サービスに依頼できる5つの業務内容と活用シーン
- 振込代行サービスを活用する3つのメリット
振り込み・支払い業務の効率化を図りたい方は、ぜひ最後までお読みください。
なお、経理関連の業務ならオンライン秘書・オンラインアシスタントサービス『i-STAFF』がおすすめです。i-STAFFは振込代行だけではなく、記帳代行や請求書作成業務など経理部門の業務をまとめて任せられます。
i-STAFFに依頼できる業務を知りたい場合は、お気軽にお問い合わせください。
目次
振込代行サービスとは?
振込代行サービスは、取引先への振り込み業務を一括して代行するサービスです。自社で振り込み・支払いを対応する場合は1件ずつ対応する必要があるため、取引先が多くなるほど手間がかかります。
振込代行サービスを活用すると、
- ECサイトや店舗のキャッシュバック
- 仕入れ費用
- 賃料
などの振り込み業務を銀行へ行かずに行えます。振込手数料も抑えられるため、業務効率化とコスト削減の両方を同時に実現可能です。
そのため、取引先が多く、振り込み・支払い業務に負担を感じている企業におすすめです。
振込代行サービスおすすめ12社
振込代行サービスのおすすめは、下記のとおりです。
- i-STAFF
- セゾンスマート振込サービス
- ウェブフリコム
- たよれーる振込代行サービス
- Focus U
- 楽たす振込
- らくらく送金
- TOP ONE経理代行センター
- ペイジェント支払い代行サービス
- 経理外注・記帳代行センター
- ビリングシステム
- SBペイメントサービス
それぞれの特徴をみていきましょう。
i-STAFF
i-STAFFは、経理業務をまるごと依頼できるオンライン秘書・オンラインアシスタントサービスです。採用率1%の優秀なスタッフが在籍しており、高品質な成果を提供しています。
依頼できる経理業務の例は、下記のとおりです。
- 記帳代行
- 請求書作成業務
- 経費精算
- クラウドツールの導入サポート
返金対応や請求書を確認したうえで取引先への振込など、振込業務にかかる時間を削減できます。
また、経理業務以外にも秘書業務やWebサイト運用など、幅広いサポートが可能です。そのため、複数の外注先があって管理が大変な方は、i-STAFFに一元化することで業務効率化が実現できます。
i-STAFFの詳細は、下記よりご確認ください。
なお、下記の記事でi-STAFFを利用した方のリアルな声をまとめました。i-STAFFの判断材料としてご活用ください。
i-STAFF(アイスタッフ)導入企業の評判・口コミは?料金・導入事例を紹介
セゾンスマート振込サービス
<出典:セゾンスマート振込サービス>
セゾンスマート振込サービスは、インターネットを使用した振込代行サービスです。振込資金が信託管理されるため、セキュリティ面でも安心できます。
セゾンスマート振込サービスの特徴は、下記のとおりです。
- 全銀フォーマット対応
- 充実したサポート体制
- 当日振込プランがある
特に、振込代行サービスを利用すると振り込みは翌営業日になる場合が多いですが、セゾンスマート振込サービスでは当日振込プランですぐに振り込みができます。
急な振り込みや不定期な振り込みが多い場合に、おすすめです。
ウェブフリコム
<出典:ウェブフリコム>
ウェブフリコムは、導入実績が8,000社を超える業界最大級の振込代行サービスです。インターネットを利用するため、パソコンから簡単に振り込みできます。
ウェブフリコムの特徴は、下記のとおりです。
- 一般的な銀行と同水準のセキュリティ
- 他行への振り込みも一律料金
- 導入実績が豊富
セキュリティ対策が万全で、約20年もの間、無事故で運営しています。そのため、セキュリティが不安で導入へ踏み切れない場合におすすめです。
たよれーる振込代行サービス
<出典:たよれーる振込代行サービス>
たよれーる振込代行サービスは、複数口座への振り込みを一括処理し、振込手数料が一律の振込代行サービスです。たよれーる振込代行サービスには、下記の特徴があります。
- PCで振込明細を作成して、業務の効率化ができる
- 基幹システムと連携して振込データをアップロードできる
- システムは国際認証を取得したセキュリティで管理
基幹システムと連携してCSVデータや全銀フォーマットをアップロードできるため、業務効率化につながります。自社で使っているシステムと連携したい場合におすすめです。
Focus U
<出典:Focus U>
Focus Uは、顧客情報や販売情報の管理などを総合的にサポートする振込代行サービスです。給与明細サービスとあわせると、より効果的に利用できます。
- 導入・運用が簡単
- 安心のセキュリティ
- 低価格を実現
給与計算ソフトとスムーズに連携できるため、手間をかけずに使用できます。すでにほかのシステムを使用している場合でも安心です。
楽たす振込
<出典:楽たす振込>
楽たす振込は、仕入れ・業者への支払いや経費精算、従業員への給与・賞与の振り込み手続きを代行する振込代行サービスです。用途に合わせて「楽たす振込」と「楽たす給与振り込み」を利用できます。
楽たす振込の特徴は、下記のとおりです。
- 初期費用・月額基本料が無料
- Excelのテンプレートに振込情報を入力するだけの簡単な操作
- インターネット環境があればどこからでも利用できる
振込情報の入力はExcelに入力するだけなので、難しいPCスキルは不要です。一方で、Excelが苦手な場合は、画面から直接入力もできます。そのため、入力業務に不安を感じている場合におすすめです。
らくらく送金
<出典:らくらく送金>
らくらく送金は、仕入れ費用やオフィス賃料、公共料金などの口座振り込みを安価な手数料で手続きできる振込代行サービスです。売上金の一部を専用ウォレットに自動チャージできるため、入金の手間を省けます。
らくらく送金の特徴は、下記のとおりです。
- 各金融機関よりリーズナブルな振込手数料
- 売上金の一部を自動でチャージできる
- 振込データの登録が簡単
自動チャージ機能を利用すると、振込の都度入金する必要がなくなります。振り込み・支払い金額が決まっている場合におすすめです。
TOP ONE経理代行センター
<出典:TOP ONE経理代行センター>
TOP ONE経理代行センターは、経理業務をまるごと依頼できる振込代行サービスです。税理士がチェックするため、安心して依頼できます。
TOP ONE経理代行センターには、下記の特徴があります。
- 税理士が確認
- 幅広い業種・規模に対応
- インターネットバンキング振込対応
インターネットバンキングを活用するため、顧客の口座に触れずに振込業務を代行します。また、専任スタッフが対応するため、セキュリティも安心できます。
ペイジェント支払い代行サービス
<出典:ペイジェント支払い代行サービス>
ペイジェント支払い代行サービスは、支払い先への振込をリアルタイムで行う振込代行サービスです。支払いの効率化や業務自動化の実現を支援します。
ペイジェント支払い代行サービスの特徴は、下記のとおりです。
- 立て替え払い
- 24時間365日対応
- 組戻しを削減
組戻しとは、振り込み内容に誤りがあった場合に、振り込みを取り消すことです。振込時に口座確認を自動的に行うため、口座情報の誤りを防ぎます。
経理外注・記帳代行センター
<出典:経理外注・記帳代行センター>
経理外注・記帳代行センターは、ネットバンキングを活用した振込代行サービスです。ネットバンキングを使うことで、直接お金を動かすことなく、振込業務の代行ができます。
経理外注・記帳代行センターの特徴は、下記のとおりです。
- インターネットバンキングを活用した振込に対応
- 複数の振込元口座に対応
- 窓口・ATM・郵便局・コンビニエンスストアでの支払いにも対応
振込代行で使用するオンライン口座の開設が必要ですが、もともと持っている場合はそのまま利用できます。そのため、ネットバンキングによる振込代行サービスを使用したい場合におすすめです。
ビリングシステム
<出典:ビリングシステム>
ビリングシステムは、総合決済サービスを提供する振込代行サービスです。総合振込や給与振込、賞与振込にも対応しています。
ビリングシステムの特徴は、下記のとおりです。
- 振込手数料を大幅削減
- CSV・ファイル伝送で明細受付
- 簡単操作で効率化
同社と銀行で包括契約を結ぶため振込手数料の大幅な削減を実現しています。経費を少しでも抑えたい場合におすすめです。
SBペイメントサービス
<出典:SBペイメントサービス>
SBペイメントサービスは、通信各社が提供するサービスや金融機関口座で支払える振込代行サービスです。携帯電話番号と氏名だけで支払いできます。
SBペイメントサービスの特徴は、下記のとおりです。
- 法人から個人(法人)への支払を代行
- ニーズにあった支払方法が選べる
- 事業者にあった顧客情報の連携方法が選べる
支払方法は、金融機関だけではなく、通信各社が提供するサービスも選べます。d払いやau PAYなども使用できるので、幅広いニーズに対応しています。
振込代行サービスに依頼できる5つの業務内容と活用シーン
振込代行サービスに依頼できる業務内容や活用シーンは、下記のとおりです。
- キャンペーンのキャッシュバック
- 返金
- 中古買取の買取金支払い
- 公営競技の配当金
- 給与振り込み
給与振り込みは従業員それぞれの口座に振り込まなければなりませんが、振込代行サービスによっては対応していない場合もあるため確認が必要です。順番にみていきましょう。
キャンペーンのキャッシュバック
ECサイトや店舗にて行われるキャンペーンで、顧客へキャッシュバックする際に活用可能です。キャッシュバックキャンペーンは集客率が高いため、必然的に振り込み件数も増加します。
また、条件次第によってキャッシュバック金額が変わる場合もあるため、振り込みを依頼できれば煩雑な管理に集中できます。
返金
キャッシュバックキャンペーンと似ていますが、商品返品時の返金業務にも活用できます。商品返品の原因に関わらず、返金が遅れれば顧客からの信用度低下を招きかねません。
振込代行サービスを利用する場合は、素早く対応できる業者を選びましょう。
中古買取の買取金支払い
インターネットを活用した中古買取や、金額の大きい買取金の支払いに活用できます。返金と同様に、リアルタイムに振り込みできるサービスを利用すると、中古買取サービスとしての評価につながります。
公営競技の配当金
競馬や競輪、オートレースなど、公営競技における配当金の支払いも可能です。振込代行サービスによっては土日や深夜帯の振り込みにも対応しているため、使用者の好きなタイミングで振り込みできます。
給与振り込み
自社従業員への給与振り込みも、振込代行サービスで対応可能です。従業員によって金融機関が異なるうえ、企業規模によっては多数の従業員が勤めています。
一括して依頼できれば業務効率化につながりますが、一部の振込代行サービスでは対応していないため、あらかじめ確認しておきましょう。
振込代行サービスを利用する3つのメリット
振込代行サービスを利用するメリットは、下記のとおりです。
- 費用削減による利益向上を見込める
- 業務効率化による生産性向上を図れる
- 顧客満足度の向上につながる
振込代行サービスを利用すると、振込手数料が削減できます。多くの金融機関に振り込む場合、振込手数料は意外と軽視できません。順番にみていきましょう。
費用削減による利益向上を見込める
振込代行サービスを利用することで、費用を削減できます。特に、他行への振込手数料は高額です。しかし、振込代行サービスは一般的な金融機関より振込手数料が低額なうえ、基本的に一律の手数料が設定されています。
そのため、振込代行サービスを上手に利用できれば、年間に数十万円規模の費用削減も可能です。件数が多ければ多いほどメリットが大きくなるため、自社の振り込み件数を明確にし、必要に応じて利用しましょう。
少し手間は増えますが同じ金融機関への振り込みは自社で行い、それ以外の振り込みを振込代行サービスに依頼することで、より大きな費用削減が見込めるためおすすめです。
業務効率化による生産性向上を図れる
振込代行サービスを利用すると、業務効率化が実現し、生産性向上を図れます。振り込み・支払いに関わる業務のほぼすべてを任せられるからです。
たとえば、下記の機能や効果があります。
- 振込データをアップロードするだけで資金管理を一元化できる
- 振り込みできなかった場合にエラー報告してくれる
- 振込先や金融機関ごとに管理できる
このように、業務時間の短縮やトラブル対応の効率化が図れます。月末の定常業務にリソースをとられ、うまく手が回っていない場合におすすめです。
また、空いたリソースでコア業務に専念すると、生産性向上につながります。
顧客満足度の向上につながる
振込代行サービスを利用することで、取引先にもメリットが発生する場合もあります。
たとえば、振込手数料を取引先が負担している場合は、振込代行サービスによって振込手数料を抑えることで負担の軽減が可能です。また、振り込みにトラブルがあった場合はすぐに気づけるため迅速な対応ができ、取引先に迷惑はかけません。
したがって、取引先の顧客満足度向上につながります。
振込代行サービスの料金相場
振込代行サービスを利用する際の料金相場は、下記のとおりです
振込手数料(一般) | 250〜440円 |
---|---|
振込手数料(給与) | 130〜260円 |
初期費用 | 0〜5,000円 |
基本的に、一般の振り込みより給与の振り込みのほうが、手数料は低くなります。ただし、振込代行サービスによっては給与振り込み自体行っていない場合もあるため、導入前に確認しておきましょう。
また、初期費用や月額料金は無料の場合がほとんどですが、一部の振込代行サービスにおいては初期費用が発生します。したがって、料金を比較する際は、基本的に振込手数料を比較することがおすすめです。
振込代行サービスを選ぶポイント
振込代行サービスを選ぶ際は、下記のポイントに注目しましょう。
- 各種費用(初期費用、月額利用料、振込手数料)
- 対応時間
- 振込対象
- 入金方法
- サポート体制
特に、振込代行サービスを利用する際は、どれほどの費用が削減できるかしっかりと確認しておく必要があります。一般的に振込代行サービスの導入は、振込手数料の削減を目的とする場合が多いです。
しかし、振込先が同じ金融機関ばかりであれば、そもそも振込代行サービスを利用するメリットは小さくなります。また、初期費用や月額利用料が発生する場合も考えなければなりません。
導入して得られる効果と発生する費用のバランスを考え、費用対効果の高い振込代行サービスを選ぶことが重要です。
振込代行サービスのデメリット
振込代行サービスを利用する際のデメリットは、下記のとおりです。
- 着金までに多少時間がかかる
- 振り込みを指定できる期間が短い
振込代行サービスを利用して振り込んだ場合、取引先に着金するまで時間がかかります。通常の振り込みであれば遅くても当日中には着金されますが、振込代行サービスは翌営業日になる場合が多いです。
できる限り着金のタイムラグを見越した振り込みを行い、どうしても当日中に振り込みを完了したい場合は、通常の振り込みを併用することも検討しましょう。
振込代行サービスは違法?
結論から言えば、振込代行サービスは違法ではありません。資金を扱う業務で違法となるケースは、資金移動業者のライセンスが必要にも関わらず、無許可で資金移動を行った場合です。
たとえば、下記のケースが挙げられます。
- 金融庁の許可なく、外国へ送金した(外国為替取引)
- 金融庁の許可なく、個人間送金サービスをリリースした
基本的に許可が必要な場合は、現金以外の決済方法を用いる為替取引を事業とする場合です。つまり、振込代行サービスに違法性はないため、安心して利用できます。
振込代行サービスは個人宛でも利用できる?
振込代行サービスは、法人間の取引だけではなく、個人宛の振込にも対応しています。たとえば、モニターやアンケートへの謝礼や内定者への交通費の支払いなどです。
特に重宝するのは、従業員への給与振り込みです。従業員数が多くなるほど振込業務は時間がかかるうえ、振込先の銀行が複数ある場合もあります。
金融機関によって振込手数料が異なる場合もあり、計算が煩雑化しかねません。したがって、法人相手への振込で困っていなくても、個人宛の振込に課題を抱えている場合も振込代行サービスの利用を検討するのがおすすめです。
振込代行サービスを活用して生産性向上を目指そう
振込代行サービスは、取引先への振り込み業務を代行するサービスです。振込手数料の削減ができ、煩雑な管理や業務も依頼することで業務効率化も実現できます。
特に、振り込みの件数が多ければ多いほど効果が大きくなるため、自社の振込件数を明確化して導入を検討しましょう。基本的に初期費用・月額料金がかからず、費用削減と業務効率化を同時に実現できるため、利益に大きく貢献します。
振り込み以外の業務もまとめて依頼したい場合はオンライン秘書の活用がおすすめです。記帳や請求書作成、メール対応などもあわせて依頼できるため、事務作業をすべてお任せしたい場合はぜひご検討ください。
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