労務代行とは?おすすめ会社10選と費用相場・選び方を徹底解説
労務管理は従業員が安心して働ける職場作りにつながる重要な業務ですが、リソースが足りずに困っている場合は労務代行がおすすめです。しかし、
「労務代行には何が依頼できるの?」
「労務代行のメリットを知りたい」
このようにお考えではありませんか。自社にあった労務代行を選ばなければ、しっかりと効果を感じられない恐れがあります。
そこで本記事では、下記をまとめました。
- 労務代行に依頼できる仕事内容
- 労務代行の費用相場
- おすすめの労務代行
従業員の負担を軽減してパフォーマンスを上げたいとお考えの方は、ぜひ最後までお読みください。
なお、労務代行ならオンライン秘書・オンラインアシスタントサービス『i-STAFF』がおすすめです。労務管理のプロが勤怠管理や採用受付オペレーションを代行します。i-STAFFの詳細は、下記よりご確認ください。
目次
労務代行とは?
労務代行とは、企業の人事・労務に関する業務を外部の専門家に委託すること、またはそれを専門に扱うサービスを指します。給与計算や社会保険手続きなど、さまざまな労務関連業務を代行します。
特に近年は、リモートワークを始めとする働き方の多様化から、労務業務の負担が増大しました。そのため、多くの企業が労務代行を活用し、効率的な経営を目指しています。
労務代行に依頼できる仕事内容
労務代行に依頼できるおもな仕事内容は、下記のとおりです。
- 給与計算・賞与計算
- 社会保険・労働保険の手続き
- 入社・退職に関する手続き
- 年末調整
- 各種労務書類の作成
- 労務相談
給与計算や社会保険手続きは、定期的に発生する業務です。これらを外部に委託することで、自社の人事部門の負担を大幅に軽減できます。
また、入社・退職の手続きや年末調整などの繁忙期に集中する業務も、労務代行に任せられます。これにより、人事部門は従業員の育成や組織づくりなど、より戦略的な業務に注力可能です。
労務に関する業務は企業ごとに異なるため、ここに挙げていない業務でも対応できる場合があります。そのため、業務を依頼する場合は、まず何を依頼したいのか明確にすることが重要です。
労務代行に依頼する5つのメリット
労務代行に依頼するメリットは、下記のとおりです。
- プロによる高い業務品質
- コスト削減による利益向上
- コア業務への集中と生産性向上
- 法改正への柔軟な対応
- 属人化リスクの回避
特に、属人化リスクを回避できるため、業務の遅延やブラックボックス化を防止できます。順番に見ていきましょう。
【メリット1】プロによる高い業務品質を期待できる
労務代行のメリットは、専門知識を持つプロによる品質の高さです。たとえば、労務管理は法律や制度の理解が不可欠です。
プロの社会保険労務士が関与することで、法令順守はもちろん、従業員の満足度向上にもつながります。適切な労働時間管理によりワークライフバランスが改善されるほか、正確な給与計算により従業員の信頼が高まるからです。
このように、労務代行を利用することで、高品質な労務管理を実現できます。結果として、企業は人事労務の課題解決に集中でき、従業員満足度の向上や生産性の改善が可能です。
【メリット2】コスト削減による利益向上につながる
労務代行を利用すると、人件費や間接コストの削減が可能です。たとえば、正社員1人分の人件費と比較すると、労務代行の費用は大幅に抑えられます。
また、専門知識を持つプロに任せることで業務効率が上がり、残業時間の削減も可能です。
労務代行を活用することで、直接的・間接的なコスト削減が可能となり、企業の利益向上に貢献します。特に中小企業にとっては、固定費を抑えながら専門的なサポートを受けられるため、効果的な選択肢といえます。
【メリット3】コア業務に専念し生産性向上を図れる
労務代行を利用することで労務管理業務にリソースを割く必要がなくなり、コア業務に専念できます。たとえば、下記のような例が挙げられます。
- 経営戦略の立案・実行に時間を割ける
- 新規事業の開発に注力できる
- 顧客対応の質を向上させられる
- 従業員の育成・スキルアップに力を入れられる
特に中小企業では、限られた人員で多岐にわたる業務をこなす必要があるため、労務代行の活用効果が高いといえます。コア業務に専念することは企業の成長に直結するため、従業員のリソースを生み出せる労務代行が重要なのです。
【メリット4】法改正にも柔軟に対応できる
労務関連の法律は定期的に改正されるため、企業は常に最新の法律に対応しなければなりません。しっかりとリソースを割き、従業員を教育する必要があります。
しかし、労務代行を利用すると、法改正への対応を専門家に任せられます。特に中小企業にとっては、法改正への対応が負担となりかねません。
法改正への対応は、企業の健全な経営を維持するために重要です。労務代行を活用して、常に最新の法律に準拠した労務管理を行いましょう。
【メリット5】属人化のリスクを回避できる
労務代行のメリットとして、特定の社員に業務が集中する属人化リスクの回避が挙げられます。属人化が発生すると、特定社員の退職や異動時に業務が滞ったり、知識やノウハウが個人に偏り組織全体で共有されなかったりといった事態が発生しかねません。
労務代行では、業務の標準化を行い、得られた知識を組織全体で共有します。そのため、労務代行の担当者が退職や休職をした場合でも、即座に引き継ぎが可能です。
労務代行の費用相場
労務代行の費用相場は、企業規模や依頼する業務内容によって異なります。給与計算のみの相場は、月額2万〜10万円ほどです。これは従業員数によっても異なるため、対象の数が多くなるほどさらに金額は大きくなります。
また、複数の業務を依頼する場合は、月額10万以上が相場です。これも従業員数や業務内容によって変動し、場合によっては50万円以上かかることもあります。さらに、初期費用がかかったり任意でオプションを追加したりすると、さらに料金は上乗せされます。
基本的に労務代行の費用は、代行会社と打ち合わせをして業務内容や業務量に応じて決まるものです。そのため、料金を公開していない代行会社も見られます。正確な料金を知りたい場合は、問い合わせるのが最も確実です。
おすすめの労務代行会社10選
おすすめの労務代行会社を紹介します。
- i-STAFF
- Chatwork 労務アシスタント
- 社会保険労務士事務所 Bricks&UK
- Gozal TEAMS
- BIZサポート
- freee 人事労務アウトソース
- 社会保険労務士法人 渡辺事務所
- Remoba労務
- 社会保険労務士法人エスネットワークス
- トライアンフ
それぞれの概要と特徴を紹介するので、順番に見ていきましょう。
1.i-STAFF
i-STAFFは、労務管理のプロが在籍するオンライン秘書・オンラインアシスタントサービスです。労務管理のほかにも幅広い業務を提供しています。
i-STAFFの特徴は、下記のとおりです。
- 採用率1%の優秀なスタッフが在籍
- 正確、かつスピーディな業務を提供
- 業界唯一の返金保証付き
勤怠管理のような事務作業はもちろん、スカウト代行や一次面接官の代行など採用に関する業務も任せられます。また、業界唯一の返金保証も付いているため、初めて利用する場合でも安心です。
下記の記事でi-STAFFの評判や口コミをまとめたので、あわせてご覧ください。
>>i-STAFF(アイスタッフ)導入企業の評判・口コミは?料金・導入事例を紹介
2.Chatwork 労務アシスタント
<出典:Chatwork 労務アシスタント>
Chatwork 労務アシスタントは、チーム体制で業務をサポートする労務代行会社です。業務のデジタル化もサポートしています。
Chatwork 労務アシスタントの特徴は、下記のとおりです。
- 定常業務から専門領域まで幅広い業務に対応
- プロアシスタントによる高品質サポート
- 複数業務を自由に組み合わせて依頼できる柔軟なプラン
契約時間内であれば、複数の業務を自由に組み合わせて依頼可能です。契約時間が余った場合は翌月に繰り越しできるため、状況に応じてリソースを最適に配分できます。
3.社会保険労務士事務所 Bricks&UK
<出典:社会保険労務士事務所 Bricks&UK>
社会保険労務士事務所 Bricks&UKは、契約継続率91.3%を誇る労務代行会社です。労務手続きや給与計算はもちろん、従業員対応も実施しています。
社会保険労務士事務所 Bricks&UKの特徴は、下記のとおりです。
- ミスのない正確な業務をスピーディーに
- 経営視点での人事労務アドバイス
- 社外人事部として業務に対応
経営者にとってプラスになるかどうかをプロが精査し、最適なプランを提案します。助成金申請や賃金制度の設計など専門性の高いコンサルティングも可能です。
4.Gozal TEAMS
<出典:Gozal TEAMS>
Gozal TEAMSは、労務の専門チームを提供して定例業務を代行する労務代行会社です。人事労務に数年携わっている専門性の高いスタッフが在籍しています。
Gozal TEAMSの特徴は、下記のとおりです。
- 顧客の業務フローに適応して定例業務を代行
- 労務関連業務のルーティンワーク部分に特化
- 将来を見据えた業務の標準化・ルール作りを提供
顧客との連絡を密にとりながら業務フローの改善・改良を進め、特にルーティンワーク部分をサポートします。また、企業規模が拡大することに備えて、新規担当者に引き継ぎしやすいように業務の標準化や業務フロー構築も支援します。
5.BIZサポート
<出典:BIZサポート>
BIZサポートは、給与計算を始めとする幅広い業務に対応する労務代行会社です。経理のプロと税理士が連携してサービスを提供します。
BIZサポートの特徴は、下記のとおりです。
- 社労士7人を含む50人体制でサポート
- 助成金申請の代行が可能
- 1,000社の取引実績
助成金申請や給与計算などの運用代行以外に、労務診断を提供しています。内部の目では見落としがちな労務リスクを発見し、改善提案をするため、トラブルの未然防止が可能です。
6.freee 人事労務アウトソース
<出典:freee 人事労務アウトソース>
freee 人事労務アウトソースは、給与計算や労務業務をまるごと委託できる労務代行会社です。クラウド型のアウトソースで、労務担当者の負担やストレスを軽減します。
freee 人事労務アウトソースの特徴は、下記のとおりです。
- 労務知識豊富なメンバーが在籍
- 再委託はせず、内製でサポート
- 人事労務のあらゆる業務に対応
導入前から専任の担当者がつき、契約面や運用時の設計をフォローします。このような徹底的なサポートがあるため、不明点がある場合でも安心できます。
7.社会保険労務士法人 渡辺事務所
<出典:社会保険労務士法人 渡辺事務所>
社会保険労務士法人 渡辺事務所は、創業15年を超える労務代行会社です。クラウドを活用した総合的なサービスを提供しています。
社会保険労務士法人 渡辺事務所の特徴は、下記のとおりです。
- 500社以上のサポート実績
- 顧客満足度98.3%のサポート体制
- 数千名規模にまで対応
正確でスピーディな対応から、高い顧客満足度を実現しました。特に労務相談では、情報共有だけではなく、トラブル予防の提案まで対応しています。
8.Remoba労務
<出典:Remoba労務>
Remoba労務は、社労士・クラウドサービスのプロが監督する労務代行会社です。幅広いクラウドサービスに対応しています。
Remoba労務の特徴は、下記のとおりです。
- 労務とクラウドツールのプロが担当
- 労務管理クラウドサービスを活用し効率化を実現
- 社労士と連携して業務に対応
顧問社労士がいてもカバーできない従業員対応まで、幅広く対応しています。オンラインワーカーが対応するため、退職リスクもありません。
9.社会保険労務士法人エスネットワークス
<出典:社会保険労務士法人エスネットワークス>
社会保険労務士法人エスネットワークスは、給与計算から労務管理などの業務をまるごとサポートする労務代行会社です。提携法人と連携してIPOや税務に関してもサポートできます。
社会保険労務士法人エスネットワークスの特徴は、下記のとおりです。
- 納品物は顧客指定のフォーマットに対応
- 顧客の希望や企業環境にあわせてサービスをカスタマイズ
- 納品スケジュールは柔軟に対応可能
顧客の希望にあわせてカスタマイズするため、独自の業務フローにも柔軟に対応します。そのため、まずは相談してみるのがおすすめです。
10.トライアンフ
<出典:トライアンフ>
トライアンフは、コンサルティング会社の理論とアウトソーシング会社の実行力を持つ労務代行会社です。3,000社以上の実績があります。
トライアンフの特徴は、下記のとおりです。
- 自社の経験によるソリューションを提供
- 人事課題の解決まで伴走
- 広範な問題に対応
コンサルティングの経験があるため、顧客が抱える課題に寄り添い、解決をサポートします。戦略立案から実行までワンストップで依頼できるため、顧客にあったサポートが可能です。
労務代行の選び方
労務代行を選ぶ際は、下記の4つのポイントに注目しましょう。
- 業務品質
- 費用対効果
- 対応できる業務範囲
- セキュリティ体制
業務品質については、実績や顧客の評価を確認します。また、無料トライアルを実施していれば、実際の業務を確かめられるのでおすすめです。
費用面で重要なポイントは、費用そのものよりも費用対効果です。単に安いだけでなく、サービス内容と価格のバランスが取れているかを見極めましょう。
自社が依頼したい業務に対応しているかも重要なポイントです。また、企業が成長した際に対応できるかも重要なので、より広範なサービスを提供する代行会社を選ぶのも有効です。
個人情報や機密情報を扱うため、適切なセキュリティ対策が講じられているか確認しましょう。プライバシーマークの取得を確認したり、打ち合わせで直接問い合わせたりするのがおすすめです。
労務代行を利用してリソースを最大限活用しよう
労務代行は、企業の人事・労務業務を専門家に委託できるサービスです。労務代行を利用することで、業務品質の向上やコスト削減につながります。
このようなメリットを活かすためには、自社にあった労務代行会社を選ばなくてはなりません。対応できる業務や費用対効果を考慮して、最も適した労務代行会社を選ぶのが重要です。
労務代行の活用は、企業の人事・労務管理の効率化につながります。自社の状況や課題を把握し、最適な労務代行会社を選ぶことで経営資源を本業に集中させ、企業の成長を加速させましょう。
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